新雑誌「Goethe」
朝6時にオフィスに着き、仕事。会議はけっきょく19時近くに終わった。「土曜日だけど、けっこう仕事してますね」と思いながら、日経新聞を読んでいて、新雑誌の広告が目に止まる。幻冬舎が創刊した「Goethe」という雑誌である。テーマは「仕事が楽しければ人生も愉しい」。表紙には「24時間仕事バカ!」という言葉。キーワードは「ビジネスホリック」。なんだかシンパシーを感じて、買ってみた。表紙が、ジョージ・クルーニーというのも購買決定要因だったのだが。やはり書籍を中心にヒットを飛ばしてきた幻冬舎らしく、文章にリズムがあって面白い。一般の雑誌よりライターやカメラマンのクレジットが大きく入っている気がした。「LEON」のように軟派系雑誌?がヒットを飛ばす一方で、やっぱり男は仕事でしょ的ファッション性がある雑誌が出てくるのは面白いと思う。「仕事ができる=もてる」ではなく、「仕事が好き=世界を変える」というポジショニングなんですね。仕事には相手がいたり、チームがあったりするので、必ずしも自分の想いだけで世界が変わるとは思わないのだけど、それがなかったら何も始まらないというのも、また然り。スティーブ・ジョブズが、スタンフォードの卒業講演で言ったという「Stay hungry, Stay foolish.」という言葉は、ベンチャーにとっては永遠の指標のような気がします。