僕らの新婚時代 目黒川と都営住宅 第一話
僕達が、まだ結婚して間もない頃、品川区にある都営住宅に住んでました。
そこに住んでたのは、今から〇〇年くらい前。
場所は東品川一丁目2番地。
JRの品川駅から、歩いて10分。京浜急行の北品川駅から5分だった。
僕らが買い物してた北品川商店街は、旧東海道の品川宿だった所。道幅が狭かったので車の通りもそう多くなく、殆ど歩行者天国でした。
その当時はまだ昔ながらの個人商店がズラリと軒を並べていた。
僕らの新婚生活は、そんな商店街から、徒歩で3、4分の所にある都営住宅ではじまった。
その都営住宅は、目黒川と言う川沿いに建てられていて、川向かいには、JAL のCAの独身寮や舟宿のお店が並ぶ、とてもいい雰囲気の場所だった。
その頃の僕は、結核で入院してた病院を退院してから入所した清瀬園(全寮制の職業訓練所)から出て職に付いたけど、体が持たず、確か3ヶ月位で退職し、品川区の臨時職員として、学校の放課後の警備員やビデオ店等のバイトをしていた。
その頃、僕らが払っていた家賃は確か16,000円くらいだった。広さは45平米位だから、広さと場所からしたら格安だったと思う。
私達はここで新婚当時の3年程を過ごしていたと思う。
色々な思い出が有るこの都営住宅。
僕らは、この都営住宅を引っ越してからも、なつかしくて、何度も訪れている。
自分のマンションを買っても、戸建ての家を買った後も、
マレーシアに来てからも、2回くらい行っている。
すっーーごーーく、貧乏だったけど、とても、とても、とても、楽しかった新婚時代を過ごした場所(住宅)を忘れる事が出来なかったからだと思う。
その場所に行けば、楽しかったあの頃が蘇りそうな気がしていた。
自分達の原点を忘れたくなかった。
そして、決して綺麗とは言えなかったココでの暮らしが有ったから、その後頑張れたと言う思いを忘れたくなかった。
これまでの人生で、今が一番幸せな時期だと思ってますが、1番楽しかったのは、この目黒川沿いの都営住宅で過ごした新婚当時の3年間だと思います。
長くなるので
続きは いつになるか分かりませんが第二話で。
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