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テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:読書記録・映画感想
やっと読み終わりました。高村薫さんの「マークスの山」
ちょっと前に買っていたんだけど、一気に読んでしまいたかったので 連休中にがーっと読んでみました。直木賞受賞の作品です。 雪山で起こったある事件は、16年の時を経て思いもかけない展開を迎えた。 謎の凶器で頭部に穴を開けられて殺された元組員や高級官僚、 彼らの関係の秘密を握るのは、多重人格の殺人者、マークス。 しかし殺人者・マークスを追う警視庁捜査第一課の合田刑事らの前には 捜査妨害の圧力がかかる… そんな感じのステキにディープな警察小説です。 高村さんてば、何でこんな凶悪犯を魅力的に書いちゃうんでしょう。 残忍性と純粋さを併せ持った美貌の青年だし、もう途中からマークスがかわいくって。 彼が人間になれる場所をくれた年上の恋人への思い、切なくなります。 捜査一課のキャラ達もお蘭にポルフィーリ、又三郎などとあだ名を付けられる、 個性的面々でなかなか好きです。まぁひねくれた奴らばかりですが、時折 みられる友情というか、そこが良いなって思いました。 そんな彼らを実写でみてみたいなと思ったら、映画化もされていました。 楽天では見つからなかったけど…。でも、改訂版の小説が出てるみたいで気になります。 こっちも読みたいですね~。 圧倒的な筆力で書ききった名作ですが、ちょっと余裕のある時に読むことを オススメします。結構読むのがつかれるんだもの。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.20 01:04:05
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