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5年10年の会・山形上山 Blog

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December 11, 2011
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テーマ:放射能汚染(395)
カテゴリ:カテゴリ未分類


チェルノブイリ・エフゲーニャ医師の講演会ネット中継中の質疑応答の内容について、以下に箇条書で大まかにまとめました。

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・渡利の住民の方から質問:大きなマスコミ・新聞社が来ていない。こういう貴重な話をされる方が来ているのにもったいない。 (その時テレビでは、一部で被災地の内容のものを除き、娯楽番組を中心に放送中。)

郡山市議会議員さんの話:避難させたくてもなかなか色々な絡みで避難させられない。でも子供たちに将来恨まれないかという心配の声がたくさんある。少しの保養でも出したい。放射能対策の努力をしたいので声を上げてほしい。

・住民の方から質問。子供たちへの5年後の影響、政府の圧力があるのか?命の問題なのでみんなで団結して解決をしていきたい。

・医師:政府が全く住民の健康に配慮しない措置であったとは思っていない。 

・医師:放射性ヨウ素を浴びた子たちには最低1年に1回、医学的モニタリングすべき 早期発見し手術したら生きていける ウクライナでも手術後大人になり家族をつくり子どもをもうけている 

必ずしも治らないものではない、多くのものをなすことが私たちはできる、そのことを忘れないでほしい。

・住民からの質問:チェルノブイリでは健康被害ないと言い切っている人たちもいる。安全と。医学者としてどう評価されますか。

・医師:放射能の状況について語ることはできない。ただ私たちの国では年間1msv以上こえる場所に住んではいけないということ。


・医師:意見は学者により様々。チェルノブイリで甲状腺がん患者が急増したのは世界の医師が驚いた。原因が放射性ヨウ素であることは明らか。がん以外の病気も関心持たれてこず25年経過し初めて調査開始した。

・医師:1993年より前に汚染地域から住民はほぼ出ていて、それでもなお残る方もいるが、それでも1ミリ/年以下だから住んでいる 

・住民:福島の状態どう思うか 土地はガイガーで30msvある
 
・医師:汚染地域に住んでいる人は年間1MSVを超えてはならないとウクライナでは決まっている 私は医師。専門家が必ず線量を測る 

・医師:日本に来る前キエフの国際学会にでた。わずかな放射能を受けた人の影響はどのようなものかというもの。結論は色々だったが、小さな量でも健康によい影響を与えていないかもしれないということ。子供の健康が強化されるべきである、それが一番優先することであるということ。

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・記者の質問:最近の粉ミルクの一件についてどう思うか?子どもの内部被ばくを防ぐには?
医師:言えるのは粉ミルクなど子どもの食品の会社は汚染されてない食品を作ること、それしかないと思っている。 明治の粉ミルクについて。子供の食品基準は私たちの国では40bq/kgです。私たちの法律から言えば許容値内ではある。もちろんないに越したことはないと思っているが。

・医師:総合治療にはビタミンを取り入れている。それ自体とても有益な成分を含んでいる。特別なビタミン剤と治療法で行っている

・記者からの質問:低線量被ばくの検査方法について。

・医師:こどもの病状は事故以前と同じ病気で事故後少し増えただけなので治療は同じ。まず被ばく線量を測って、排泄する方法を施す。排泄は特別な食べ物や食品。

質問:「低線量被ばくの診断方法について確立されていますか?」
医師:「被曝している子供達について新しい病気というのは全くない。ただ、かかる回数が高い。だから、標準的な治療法を使っている」

治療はふつうの方法。若干効果ないことも。被ばく線量の高低により排出させる方法は確立している。

・住民:今日のお話をうけて、自治体・県に健康診断の充実を市民から声をあげていこう

・視聴者:ぜひ。ヤブロコフのチェルノブイリのデータの詳細を語れる医師も呼んでほしい。

・孤児院建設を考える方から質問:孤児の状況は?
医師:134人の事故処理員が入院し28人が亡くなったけれど、孤児が増えたことはない。しかしながら、孤児院建設はとてもいい。うまくいくよう祈っています。

・視聴者:チェルノブイリでの移住は土壌の調査で行なわれたはず・・・

・視聴者:現在は1mSvを超えないという意味ではないかと・・・当時は子ども達に異変があれば調査して移住が繰返されたとか言う話も。

・医師:チェルノブイリ、汚染地域には放射能測定センターがあり、住民はそこで自分が育てたり採取した食料をはかることができる。自分たちで許容値を知ることができる。自分がどのくらい線量受けたか知ることができるシステム。

食料品管理システムはすぐに導入された。すぐシステムは動いたが、住民に情報が伝わったのはかなり後。葉物野菜ができる時期に放射性物質がたまってしまった。そのため内部被ばくをたくさん受けてしまった事実。


・「ウクライナの子ども達は元々摂取しているヨウ素が少なかった。正常な安定的なヨウ素をとっている為、福島の子ども達はチェルノブイリで受けた程悪い影響は出ないのではないかと推測しています」

.質問:サナトリウム等、保養で内部被曝量を減らすことはできるか?

医師:汚染されてない地域で保養させることは大変効果があります。1ヶ月送ると内部被曝の10%を節約し、保養地で健康増進もできる。汚染地域でない場所に子どもを送るのは大変良いことです。


・視聴者:第二区分(補償付き任意移住区域)はたしか185,000~555,000Bq/km2ではないでしょうか。


・医師:「チェルノブイリだけでなくウクライナの子供達はもとからヨウ素が不足していた。土壌にも空気中にも不足。ただでさえヨウ素が不足している状態だったので、放射性ヨウ素の被曝がすすんだ。日本と状況は異なる」
チェルノブイリだけでなくウクライナはヨウ素が不足しがちな要素で甲状腺がより多く放射性物質を取り込んでしまった。推測だが福島にはチェルノブイリに比べるとそれほど影響は多くないのではとは思う。

・医師チェルノブイリでは、第二汚染地域の子供たちの学校・幼稚園には、無料で食事が提供されている。また、ペクチン・生ジュースなど放射線物質を排出する補助食品も提供されている。

・視聴者:ヤブロペクトですよ、ビタペクトはベラルーシ製。

・郡山の女性:チェルノブイリの事故後、広島大学からロシアに入った人たちが 甲状腺がんを日本の医師団が風土病だと言った。
→ 野呂美加さん講演会でも同じお話が出ていました。最初は子どもにはよくあること、チェルノブイリエイズと言われたと。
そのため、当時、WHOでも風土病ということで、放射能の影響は疑われなかった、という、野呂美加さん講演会での話。


・医師:日本医師団がチェルノブイリの影響を風土病だと言ったこと申し訳ない。

・医師:言っておきたいことは、実際に甲状腺がん、甲状腺の病気を証明するには、子供たちが大きくならないと、それはできない。短期間の研究なら、日本の学者がそれを掴めなかったのは仕方ない。他の国も同様。

・医師:論議がされている最中のもの、確証されていないものについては、私は真実として、みなさまに述べることはできません。

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エフゲーニャ先生、通訳さま、グリーンピースさま、USTREAMさま、皆さま、ありがとうございました。

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Last updated  December 13, 2011 10:28:39 AM
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