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山形新聞・読売新聞・朝日新聞に掲載あり。学校給食検査について、山形県知事が表明。
山形新聞 山形県で「12年度から給食用食材の放射性物質検査 市町村希望で県が実施」
「東京電力福島第1原発の事故に伴う学校給食の安全確認に関して、吉村美栄子知事は23日の定例会見で、県内の市町村が希望した場合、県が給食用食材の放射性物質検査を実施する考えを示した。放射線測定事業の一環として、2012年度にスタートする。
県教育委員会によると、希望する品目を市町村が献立の中から数種類選び、県の検査で安全を確認した上で調理する。事前に調達しやすい農産品が対象となる見通し。小中学校に加え公立幼稚園の給食も想定。検査料は無料で、新しい検査装置が導入される県環境科学研究センター（村山市）で対応する予定。
県教委が昨年12月、全市町村を対象に検査の必要性について聞き取った結果、20市町村が実施を希望したという。
吉村知事は会見で「多くの食材については既に放射性物質検査が行われ、給食についても安全なものが使われている」との認識を示した上で「さらなる安全確認の希望が市町村からあれば、県の検査機関か委託先の機関で対応したい」と述べた。」
YOMIURI ON LINE 山形県で「給食の放射性物質事前検査 新年度から」山形県知事
「.希望市町村 保護者の不安受け県実施へ
東京電力の福島第一原発事故で、学校給食の安全性に保護者の不安が残っていることを受けて、県は新年度から、希望する市町村を対象に、給食の放射性物質検査を実施する。吉村知事が２３日の定例記者会見で明らかにした。
県スポーツ保健課によると、検査は、各市町村から給食に使う食材の提供を受けて、県衛生研究所などのゲルマニウム半導体検出器を使用して実施する。
給食の放射性物質検査を実施している他県の自治体では、調理済みの給食をサンプルとしているところが多いが、同課は「食べた後の事後検査では意味が薄い」などとして、調理前の事前検査を行うことにした。費用は無料。原則として、各市町村立の小中学校の給食食材を想定しているが、給食を提供している公立保育所や定時制高校でも、希望があれば受け入れる考え。
県が昨年末に行った事前検査の意向調査では、３５市町村のうち２０市町村が実施を希望したという。吉村知事は「学校給食においては、現在も安全な食材が使われていると考えているが、保護者の不安感がある。（事前検査で）そういうものを払拭したい」などと話した。
（2012年1月24日 読売新聞）」
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Last updated
January 25, 2012 08:24:20 AM
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