「夏の災厄」など
東京郊外のニュータウンに突如発生した奇病は、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が今頃なぜ?感染防止と原因究明に奔走する市の保健センター職員たちを悩ます硬直した行政システム、露呈する現代生活の脆さ。その間も、ウイルスは町を蝕み続ける。世紀末の危機管理を問うパニック小説の傑作。ちょっとね、どこかで見たような気がする内容ではありますがかなり面白かったです。季節柄でも有りますしね、、家の周りでぼうふらを養殖しないように気をつけないとって思いました。植木鉢の中に残っている土は湿ってるし、鉢受け皿の中に水はたまってるし・・すぐぼうふらがわきますもんね。湿度が高くて気温も高い、となると人為的なものが加わらなくても何かが起こるかもしれないし気をつけなきゃね。それと、、大学病院はやっぱりなにしてるか分かったもんじゃない!??こちらは短編集なので寝る前に1編かな。表題よりも「かくし味」が面白かったです。