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カテゴリ:読書感想
「目を覚ましたテレーズ」&「戦場のピアニスト」原作
Bunkamuraで開かれている「メトロポリタン美術館」展へ友人と。 もうすぐ終わってしまうので慌てていってきました。 やっぱりじかに見るのはいい。 何かしらの感銘をうける。 わたしは新聞にも載った、「目を覚ましたテレーズ」という絵が気に入った。 まぁ、わたしが気に入ったからとて、どうという事もないのだが。 少女のしたたかさというのか強さを感じた。 両方おんなじ意味だね。 美術館を出た後なんだかいい気分だった。 図録は子供へ、わたしはミュージアムグッズをいくつか購入…それでかな。 近くのおすし屋さんで安くて美味しいお寿司を食べてきました。 (まわってないよ) 昨日は「戦場のピアニスト」の原作を一気に読んでしまった。 原作もナチの蛮行に対しては皮肉こそこめられているけれども淡々としている。 どうしてあんなに淡々としていられるのだろう。 自分を除く家族全員が殺されてしまって何故、生きていくことが出来たのだろう。 一番こわいのは自分ひとりが死ぬ事ではなく自分ひとりが生き残ってしまうことだよね。 そんなことは考えるだに空恐ろしいことだ。 かれは僥倖ともいえるような幸運が重なり運命に導かれていきのびる。 それこそ、神の思し召しというほかはないように。 しかし、ドイツ軍が後方へと下がっていく件りは複雑なものもあった。 日本も同じ運命をたどったのだからね。 よくも、西欧の列強とたたかったものだ。 ドイツ人はこういった類いの映画をどう考えているのかしら。 息子はドイツ旅行で「今度はイタリヤ抜きで戦おう。そうすれば今度は勝つよ」と冗談でいわれたらしい。 息子が接したドイツ人はみな親日家だったらしい。 (ネオナチではありませんよ、大学のグリーの演奏旅行で会った人々です。) ヒットラーはドイツ人というより異星人と思いたいのだろうなぁ。 だけど彼ってドイツ人なの? 戦争から抜け出す事って本当に大変な事なのだね。 「目を覚ましたテレーズ」 バルテュス ★下の方があいっちゃったときってどうにもできないのかな。 2003/02/25 17:49:05 椿が開花 きよう、咲いているのに気がつきました。 絞りの大輪です。 そのうち写真もUPしま~す。 2003/02/25 16:48:54 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003年02月25日 17時49分05秒
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