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カテゴリ:エモーショナル・ヴァンパイア 心の吸血鬼
前回、ペニー・ピアースさんの本やYouTube動画を紹介しました。
【送料無料】人生を変える波動の法則 [ ペニー・ピアス ] 正直申しまして、ペニーさんの文章、最初はかなり手こずりました。読むぞ!と意気込んだもものの、内容がすんなりと自分の中に入ってきてくれない。 この状況を打破するためには、たっぷりの時間、そしてポッドキャストやYouTubeなどの音声での補足説明が絶対に必要でした。そう、教科書だけじゃわからないから、参考書買ってこなくちゃ~、塾行かなくちゃ~、っていう、受験生みたいに工夫する必要があったのです。 前回、ブルーシャ西村さんへのお返事で、「決して簡単に読める本じゃない、時間はかかる...」と書いたのは、そういう「手こずった。」という意味だったのです。(あ、誤解があるといけませんね。この本を問題無くスラスラ読んでしまう人は少なからずいると思いますよ!相性の問題です...。) えーと、ちょっとだけ専門的な話を。 ペニーさんって、エニアグラムの性格タイプ分類で行くと、《思考》センターの人だと思います。簡単に言えば、《頭》でもって世界をとらえるタイプの人、じゃないかな、と感じました。(6だと思います。かなり5の要素が強い6。) エニアグラム?タイプ? 何、それ?という方は、こちらのリンクから簡単な説明をどうぞ。 http://www.enneagram-japan.com/enneagram/9types/ 私自身は、《感情》タイプの4です。文字通り《情》《心》の部分でまず外界をとらえ、その後の処理に入るタイプです。情が先で、理屈その他は後から。 厳密に言うと、お隣のタイプ・5の特性もある程度は持ちあわせているのですけどね。(これを「ウィング(翼)」と呼びます。)でも、基本はやはり《感情》の4。タイプは一生涯変わらない...というのが、業界の定説です。 感情タイプ、特に自分と同じタイプ4の人が書いた文章を読むと、大体「あ、私と同じ《情過多》のニオイがする。」と、ピンと来ますね。たとえば、何度もこちらで取り上げた精神科医のジュディス・オルロフ先生。そりゃーもう、4くささが行間からプンプンです(笑)。ま、オルロフ先生の話はまた今度に~。 実は、この春から「ペニー・ピアースの"Frequency"(「人生を変える波動の法則」・原題)を何としてでも読破しなくっちゃ...」という思いに駆られていました。 きっかけは、瞑想中に浮かんできた、「"Frequency"を読みなさい。」という、シンプルなメッセージ。この一言が妙に心に残ったのですね。すぐに本屋に走り、一冊手に入れる所まではトントン拍子で進みました。 ところが... どうもペニーさんと私との折り合いがイマイチなせいか(自分と違うタイプの作者だと、思考の流れや文章のリズムが違うため、違和感を感じる場合があります。)、秋風吹く頃となっても、まだ第一章辺りをウロウロしていました。 まずい。せっかく「あちら側」から誰かさんが「Frequencyを読め。」と親切に忠告してくれたのに。このままではアセンション元年・2012年が暮れてしまう!!! というわけで、今度こそ一気に!と覚悟を決めた私は、iTunesストアを開き、"Penney Peirce"の名前で検索。すると、おやまぁ、次々と彼女がゲストで出演しているラジオインタビュー番組のポッドキャストが出てくるじゃあ~~~~りませんか。20本近くありました。 元々ラジオは大好きなのですが、インタビュー番組は特に好きです。インタビューって、多少とっつきにくいテーマを取り上げたとしても、初心者が十分話についていけるよう、質問する側も、話す側も、相当かみ砕いてくれるものです。そこがいいんです。ついつい、自分が一気に賢くなったような気にさせられますもん。 家事をしながら、犬2匹と森の散歩道を歩きながら、はたまた車で移動中、カーステレオから流しながら...。毎日、少しずつでもペニーさんご本人による解説を集中して聞けたのが良かったみたいです。しかもこれらはポッドキャストですから、全て無料。 いい時代になりましたよね、ホントに...。 今日はペニーさんの数々のインタビューの中から、ここは特に名調子だ!と、私が感銘を受けた場所を訳してご紹介します。 シリーズ全体のお題でもある「ママ友問題」とどう絡んでくるのか。その辺りも考えながら読んでみてくださいね。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 《以下の引用は、2011年9月8日放送の11:11 Talk Radioのインタビュー、前半部分より翻訳しました。こちらからダウンロードもできます。》 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 今、私たちは、【恐れ】【縮小】【分離】といった波動を離れ、さらなる進化の段階を迎えています。かつて経験しなかったような【流れ】に乗って、一人ひとりのつながりを再確認するという、新たな波動へと移行しつつあるのです。 単なる肉体ではなく、振動する固有のエネルギーから成り立っている存在。 それが私たち人間本来の姿です。 そして、誰もがその人固有の、様々なレベルの波動でもって振動しています。これは他のあらゆる存在にも当てはまります。...たとえば、岩石の振動スピードは、私たち人間の肉体の振動と比べると遅い、といった具合に。 遅い振動が「良くない」ということではありませんよ。ただ、「目覚めている度合いが低い(less conscious)」ということは言えると思いますが。 人間には、他人の波動に自分を合わせてしまう傾向がある。私はこのようにとらえています。人間全体が一つの部族のようなものですからね。 ヒトの肉体は「音叉(おんさ)」のようなものでして、相手の周波数と自分の周波数とを一致させ、共鳴し合うという性質を持っています。相当強く意識していない限り、私たちはつい、こうした【波動合わせ(frequency-match)】をしてしまいがちです。 (この音叉、普段見るタイプとはちょっと形が違いますが、二本の棒が同じ振動で共鳴し合っている様子がよくわかりますよ。) まぁ、これはこれで、他人とつながるための一つの方法です。ただ、多くの人は自分が【波動合わせ】をしているとほとんど意識しないまま、だらだらと続けています。惰性で。 たとえば、 むしゃくしゃした不機嫌な人。 自分が犠牲者だと思っている人。 不平不満だらけの人。 がいたとしましょう。 もし、私たちが【本当の自分】を見失い、【どういう自分でありたいか】、そして【今、私はどんな気持ちでありたいか】といったことを選ばずに、ただ周りに流されてしまうと、今言ったような人たちが発する、より低い波動の方に自分を合わせがちです。 特に意図しなくても、知らず知らずのうちに、相手の方に合わせてしまうんですね。 朝起きて、さわやかな気分で一日をスタートさせたはずが、この手のネガティブな波動を発する人たちに出くわしたせいで、あなたの波動は下がってしまいます。そして、嫌な気持ちが残る。 私たちは、今、この瞬間に固有の、ある一定レベルの波動で振動しています。 どんな対象に関心を向けるかによって、私たちの波動は大きく上下に変動します。 あなたが外の世界に出て行って他の人と交流する際、全員と仲良く、誰かを遠ざけようだなんてことは夢にも思わず、自分以外のみんなに喜んでもらえるよう気を配ろう、などと考えてはいませんか。 そのような心構えでは、あなたは人生の荒波に翻弄されるがままになってしまいますよ。 上がったり下がったり、はたまたあっちに揺れたり、こっちに揺れたり...。 しかし、人間にはこれとは別の波動も備わっています。私はこれを 【魂の波動(Home Frequency)】 と表現しました。 私たちの肉体の中に備わった魂の周波数、とでも言いましょうか。 自分という人間について、格別に良い気持ちを抱いた時。 「我ながらよくやった!でかした!」と、自分のことを誇らしく思った時。 心の奥底からの楽しみや喜びを味わった時。 誰にだってそうした時はありますし、また、思い出として心の中に大事にしまわれているはずです。このような時に表に現れる周波数、これが【魂の波動】です。 私たち人間は、関心を向けたものに自然と波動を合わせるようにできています。 関心を向ける。それだけで、波動が合わさってしまうのです。 ですから、自分以外の、外の人間に関心を向けてしまえば、その人の波動に私たちの波動も一致してしまう。 逆に、自分の内側に注意を向け、「本当の私って、どういう人間だろう」と探し続けるならば、そこには【魂の波動】が待っています。 あなたの中核を成す、本当のあなたがそこにある。 本来あなたに備わっていたはずの波動が、そこにある。気持ち良い波動のはずです。どっしりと安定していて、少しのブレや狂いも無い。ずっと永遠に続いていく感じがする。 【魂の波動】をたとえて言うならば、赤ちゃんの瞳に輝く光のようなものですね。とにかく美しい。じっと見つめていると、いつの間にかこちらも声を出して笑ってしまいたくなる。こちらの心が自然と開かれていきますよね。 この"Frequency"の本で書きたかったことは、 【今、私たちは『選ぶ』ことが必要な時期に来ている】 ということです。 私たちは「自分の中にどんな気持ちをキープしたいか」を 選ぶ ことができるのです。また、ぜひそうしなければなりません。それを忘れないでいただきたいのです。外の世界で何が起こっていようが、関係ありません。 自分の外に波動を合わせる必要は無いのです。他人に合わせたことで最悪の気分になるだなんて、そんなことは全く必要ありません。止めてください。 自分の【魂の波動】と、それ以外の波動との違いを見極め、区別できるようになりましょう。そしていつもそこに立ち返るのです。【魂の波動】の方を選び続けるのです。何度も何度も。 こうやって【魂の波動】を選ぶことを続けていけば、次第に感情のレベルが上がり始めます。分かりやすく言うと、あなたという人間がさらに愛情豊かで、忍耐強い、そして慈悲深い人間へと変化していきます。 精神面についても同じことが言えます。考える内容のレベルが高まり、日頃考える事柄の質も向上していきます。画期的なことを思いついたり、創造力が高まったりするでしょう。寛容さを身に付けたあなたは、これまでにも増して他の人の力となって活躍できるようになります。 要するに、ありとあらゆる分野において、あなたの生活の質が格段に向上するのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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