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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:生活、暮らし
<前回のあらすじ> NZで最後にNZ最大の料理人の祭典カリナリーフェアに参加したT兄。 数日間に及ぶ試行錯誤の上、大会のスポンサーの商品を使ったT兄のレシピが完成。そして気合を入れて大会に挑み、料理を完成させた。 ■■■ これがT兄の作品だ。 全部で4皿作って、ふた皿は審査用、もうふた皿は観賞用としてテーブルにのせる。 T兄もなんだかホッとしてようやく安堵の表情が戻りシェフの顔からいつものT兄になって片付けを始めた。なんだかこっちもホッとした。 「出来栄えどうだった?」などと聞いてみたら、まあまあだったそうな。イマイチ完全ではないというところは本来盛り付け用に使うはずだった皿を仕事場の調理場に忘れてしまったということらしい…。それって料理うんぬんの問題ではないような…。でもプレゼンテーションも点数に入るのでお皿一つにとても見方一つで大きな問題にもなる。ま、T兄が力の限りを尽くして作ったものなのだから後は味でどうなったか、こればかりは審査員の結果を見るばかりだ。 T兄が作っていた際のライバルの作品もご覧に入れよう。 基本的にT兄が参加した部門はシーフードなのでどの作品もシーフードが必ず入っている。 T兄の他にも一人日本人シェフがいたのだが、どうもちょっとここでこの作風は場違いのような…。がんばったのには変わりないのだろうけど。 これで競技は終わりだ。結果は明日に出るらしい。これでT兄の競技は終ったが、その後T兄の上司にあたるホテルのヘッドシェフら数人も午後にこぞって参加するということで私たちも会場に残り応援することに。 その間会場では他にもフロアスタッフや他の具材のシェフの料理部門が行われていた。 午後の部門が開始前、まだ時間があったので上の階に展示してあるというパティシエなどが作ったデザートなどを見学することに。 まずはマーガリンと小麦粉で作ったアート作品の数々を。もう芸術の域だ。 迫力のあるものから気が遠くなりそうなくらい細かいものまである。 そしてお菓子職人が力を注いだ作品もご覧あれ。 お菓子は子供心をくすぐるね。 一番好きなやつはどれかとみーくんに聞いたらこれらしい。「お菓子の家」だ。しかしこのたまたま選んだやつが実はT兄の職場の仲間の作品だったという。それはきっと仲間も喜ぶことだろう。 ケーキ部門もなかなかすごい。 どれもこれもおいしそうなものばかり。が、ここにきてとんでもないハプニングが! 他にもテリーヌなどのオードブルなどもあったのだが、ここに来てデジカメのバッテリーが切れてしまったのだ!!一番落ち着いて撮れるような場面に来て、しかもどれもこれもきれいなプレゼンで正直一枚一枚取りたい気分な時に限って最悪の展開だ…。ま、T兄メインで撮影していたからしょうがないか。そうそう何も雑誌の取材じゃないんだからねと自分を説得してみたが、逃すにはもったいないくらい素敵な作品が並んでいたのだ。ううう…。 というわけで残念だが、作品はこれで終わり。あい~ん! いい加減食べ物をみているだけだったので腹が減ったのでH姉とみーくんと一緒に一旦会場を出てランチに出かけた。 (つづく) ♪Stardust Champion - Mother Love Bone お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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