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カテゴリ:こころ
網戸を開けようとしたら、網戸がレールから外れてしまった。
瞬間「めんどくさい」と思う。 まず内側からはめることは出来ない。 一旦外に出て作業しなければならない。 そのはめる作業も過去の経験からスムーズに行かないことが多い。 両腕を広げて網戸を抱え、顔をあげて上部のレールを確認し、はまったら下のレールに乗せる。 幸い今回はスムーズに出来た。 しかし苦手な作業だ。 でこぼこしているものに同じくでこぼこしているものを噛ませて、本来の形に戻すのが子供の頃から苦手だったのだ。 遠い記憶ではセルロイドの人形。 首がもげてそれを自分で元に戻すのは難儀した。 結局大人にしてもらった事が多かったが、頑張って自分でしていた時は、嫌な作業だなと思いながらしてた。 首か胴体、どちらかを力任せに小さくすぼめれば簡単にくっついたのがこどもの力では大変だった。 あと親戚の家に行ったときの哺乳瓶の乳首部分を本体に着ける作業。 これもゴム製の乳首部分を伸ばせば簡単に装着できるがこどもの力では大変な作業だった。 それも乳首部分は我が子が赤ちゃん時代にはプラスチックのスクリューキャップが乳首にセットになったので楽になったが。 最近では社員時代の複合型コピー機の用紙の引出しを抜いてまたはめること。 用紙が中で絡み付いてしかたなく引き出す時の絶望感。 その引出しは、奥の部分がでこぼこしていて見ただけで大変そう。 何とかやり過ごしてはいたけど苦手だった。 そんな遠い思い出を網戸がはずれたことで思い出したのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.07 11:39:54
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