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カテゴリ:おいしい
中学の時の家庭科の授業で。
先生のお話で調理の話題の時、実習で巻き寿司を作って各自の皿のお寿司を食べる段になり、一人の生徒が泣いているのに気付いたそう。 周りの生徒が気付いて声をかけても黙ったまま、先生が来て聞いてみると、その生徒の皿の上の巻き寿司が はしっこがほとんどで、苛めにあったと思って涙が出てしまったとのこと。 同じ班の人が気付かなくてごめんねとすぐにお寿司の内容を替えてくれたという話し。 これは皿に盛るときの気づかいが足らなかったと思う。 多感な時期の女子同士の悪意ももしかしてあったかもしれない。 真意はわからないが、なぜかずっと記憶に残っている話。 しかし、私は自分で巻き寿司を作るようになり、そのはしっこのおいしさに気付いた。 あの海苔と酢飯が疎らな故のふがふが感がおいしい。 通常のみっちりと酢飯が押し込まれたのよりずっとおいしい。 おにぎりがゆったりと握られて、ごはんがハラリと崩れるくらいのが極上と言われるのに通じてる。 もし、私が調理実習で気付くとはしっこばっかりの皿だったらラッキーと思えるか? いや、教室の力関係や人間関係を考えればやっぱり、泣いてしまうかも。 それとも皿に盛る時、先に私、はしっこ好きなのではしっこ下さいと宣言するかな。 意外と私もと同意見の人が出てくるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.11 17:20:02
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