テーマ:たわごと(26823)
カテゴリ:たわごと
10セントしかないときは靴を磨きに行け。
(ウエイン・ワン「ここより何処かで」) 祖母は住み慣れた店を振り返りもせず、りんと背を伸ばして歩いて行った。 誰も見ちゃいないのに、と僕は思った。・・・(中略) 誰も見ちゃいないのに、どうしておばあちゃんはあんなふうに歩くのだろうと思った。 (浅田次郎「霞町物語」) こういう言葉を見つけると、なんだかいいなあと思ってしまう。 自然体が格好いい時代だ、普通っぽさもいいかもしれない、 でも、どこか、しゃんとしたところをもっていたいものだと思うのだ。 ちゃんと格好つけてたいなあと。 だって、ふつうの人がみな普通だったら、街はきっとつまらないと思うよ。 たぶん、気分の問題ってやつだけど。 ・ ・・などといいつつ、いつまでも本を読んでいたんじゃ、 本棚がちっとも片付かない。困ったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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