カテゴリ:国内旅行・四国
ちょっと早めにホテルに入ったのですが、雨は降ったり止んだりを繰り返し、なかなか出かける気にもなれません。が、天候も落ち着いたので、市内を散策してみることにしました。
ホテルから、伊予三島市街を望む 2004年に、川之江その他の町村と合併して、四国中央市という、変な名前の市になりました。 四国中央市役所の看板 この街は、大王製紙の城下町みたいなところで、周囲は全て大王製紙とその関連会社、さらに、その取引会社がひしめいていてるという感じです。 大王製紙の創業家である、井川さんのおうち(さすがに豪邸でしたしかも趣味の良さも感じさせるたたずまい。無論、中は知りませんが…)の前を通って、大王製紙の工場群を抜け、ぷらぷらと歩いていると、目の前のバス停にバスが近づいてくるのを見つけました。 村松バス停 とりあえず、行き先も確かめずに、終点には着くんだろうくらいの気持ちで乗り込んだのですが、この路線バスは川之江駅を出て、遥か先の新居浜のさらに先まで行く便であることが判明。 それはちょっときついので、三島の西の端まで乗って、下車した所を起点にホテルまでの帰路を散歩がてら戻ることにしました。 瀬戸内海を、今治方面を望む。晴れてたら、きれいだったろおなあ… “公園通り”と名づけられている住宅街 ちょっと歩くのに勇気が要りました。 伊予三島駅 伊予三島駅前の商店街 映画“書道ガールズ”の舞台になったそうですが、日曜日とはいえ、あまりに静か過ぎる風情です 三島神社 さらに、暫くぶらついていたのですが、今日は、伊予三島で飲み歩くつもりで、今朝は朝抜き、昼食も軽めの弁当だけだったので、さすがに空腹を感じ始めましていました。 が、企業城下町の日曜の夜(すっかり忘れていた…)、営業している居酒屋も限られています。 おまけに、最近、博多でも京都でも、焼鳥に嫌われて(鶏の祟りか?)少々疑心暗鬼になっていたこともあり、看板に鳥の絵が見えたり、店名に“とり”と入っている(たとえば、“はっとり“とか“みどり“)と、ふらふらと吸い寄せられる始末で、相当やばい感じになっていたところ、ふと寺塔を見つけたら、その前が営業している焼鳥屋でした 普門院 鳥善 日本三大焼鳥と言えば、福岡の久留米、埼玉の東松山と並んで、愛媛の今治というのが通説ですが、伊予三島も東予・今治の文化圏の筈と見込んで今夜の焼鳥を楽しみにしていただけに、実に喜びもひとしおです 親鳥足の残骸(空腹に耐えかねて、写真を撮る前に食べてしまいました。) ざんぎ 伊予三島にも串焼鳥はあるのですが、基本的には腿の素揚げ。 今治と違うのは、今治では、鉄板でのはさみ焼きだそうです。 ざんぎも、北海道ではから揚げですが、伊予三島ではぶつ切りのパン粉揚げ。 ところ変われば、違うものですね ホテルに戻る前に、近くの居酒屋でハシゴしました。 居酒屋“裕次“ 地酒“梅錦”とイイダコの煮付け お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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