漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

　　　　　　　　　篆刻遊戯　・　風隥吹陰雪雲門吼瀑泉






篆刻 風隥吹陰雪雲門吼瀑泉






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　咆　　雪　　風

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　隥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　爆　　雲
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吹

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　泉　　門　　陰



風は破隥に陰湿な吹雪を打ち付け、
門の奥閉ざされたちはだかる雲の壁から、
見えはしないが、
断崖絶壁を流れ落ちる滝であろうか響きわたる水音はまさに爆音のように咆えている。

今からゆかんとする道は険しい。








この

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　篆刻 風隥吹陰雪雲門吼瀑泉
は、
僕の自作の中でかなりお気に入りの篆刻作品である。
宇都宮健児さんの英断には敬服します。
彼も　風隥吹陰雪雲門吼瀑泉　を自覚して選挙から退いたのだと確信しています。

鳥越俊太郎氏は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンダーコントロールと
　　　　　　　　　　　　　ウソを世界中に言い放った安倍内閣は憲政史上最悪の政権だ








とはっきり公言した。

風は破隥に陰湿な吹雪を打ち付け、
門の奥閉ざされたちはだかる雲の壁から、
見えはしないが、
断崖絶壁を流れ落ちる滝であろうか響きわたる水音はまさに爆音のように咆えている。

今からゆかんとする道は険しい。

だが。
参議院議員選挙開票速報を見ながら感じた日本国民の無力感を払拭する為である。
ゆけ。
まえへと進め。

古い友人だった長谷川恒男氏は、
厳冬期槍ヶ岳北鎌尾根から前穂高岳の岳沢ヒュッテまでを２日で登破したと言っていた。
不可能という考えは実力が可能にする。



元山乞食の篆刻家
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地 俊雄