漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

　　　　　　　　　　篆刻遊戯　・　処世若大夢胡為労其生








篆刻 処世若大夢胡為労其生
世に処 ( お ) るは
若 ( もし ) くもなる大夢の 胡 ( ごとく ) んば為んすれぞ其の生を労する





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　処
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　労　　夢
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　世
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　其　　胡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生　　為
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大



夜半も今朝も夢をみた。
夢の中では夢であると感じていない。
起きたとたんにさまざまな労苦がはじまる。










夢にも悪夢がある。
もうすこしでといったわくわくする夢もある。
夢はもうひとつどころか数百万回の人生と其の場面展開を実体験しているようなものだ。

平和。
憲法。
脱原発。

アベ政治を許さない。

現実の悪夢を絶対に許さない。
東京都民よ覚醒せよ。










篆刻 処世若大夢胡為労其生

この世に生きているという事はもしかして大きな長い夢をみているようなものかもしれない。
であるならば。
どうして其の生涯をあれやこれやの労苦を背負い悩み後悔せねばならないのか。

住んでよし。
働いてよし。
環境がよし。
学んで子育てによし。

党利党略魑魅魍魎百鬼夜行内田茂安倍晋三改憲勢力ＮＯであるからこそ労苦を背負うのである。





篆刻家・公益社団法人日本漫画家協会委員

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地 俊雄