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カテゴリ:長谷川恒男伝
槍ヶ岳山頂から遠望する大キレット越しの北穂高とジャンダルムと奥穂高岳の朝焼け 夏の梅雨明けの時期に残雪が見えている あんたが行こうって言うからって言われたので以降単独行を続けている 性懲りも無く夏には槍ヶ岳へも連れてった 頂上直下の鉄梯子を登る彼女が 前に何も無い と言って固まっているのを 下からていた見た僕は 左上に行け と言うた 春の連休の涸沢へと向かう雪の上の セッピを運悪く僕が踏み抜き 運よく豪流ギリギリで止まった 嫁になった人が手を出した時 さわるなッ !! と怒鳴った 口ヒゲに白いものも無い頃の野獣を放し飼いして下さった最愛のワイフさま 下手に手を握り合うと 2人とも凍りの激流に転落しワイフの命も危険だと 後で事情と対処法を丁寧に説明し謝罪したけど 結婚した10月10日の直後 新婚旅行に行ったのが晩秋雪景色の北穂高岳の小屋 部屋は大部屋の貸切でたった2人の布団3枚掛け と あるその後 ワイフになんでそんなに何も文句も言わず 山へ付いて行ってくれるんちゅうて聞いたら あんたが行こうって言うから って言うたので以降単独行を続けている どうや 参ったか ! おもしろーい !!! と、 意外な答えが長谷川恒男氏から発せられた。 ほんなに受けるとは思ってもみいへんかったのに ? しかあっしーイッキに これだけ話すと流石に多少疲れタビー。 そして、 話し手は長谷川恒男氏へと移るが、 ビギナーズラックの連続が、 奇跡の連鎖反応であったのと奇跡の連続も幸運のウチというよりもう人徳であるように見えるな。 最初に出発し最後尾で到着するというヘトヘトでボロボロの山乞食の実態を 酩酊状態の長谷川恒男さんは見ていないので誤解したんやと思うたんに間違いがあらへん 僕は奇跡的なまでの初心者で無謀極まりない単独行的山乞食である。 と付け加えるのを話の流れたらうっかり忘れてしまった。 玉地 俊雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.10.30 00:00:43
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