抗酸化の栄養で活性酸素対策を
カゼ症候群のなかで厄介なのは、いうまでもなく
インフルエンザである。
ウイルス感染症である点は普通感冒とかわりはないが、
このウイルスはタチが悪い。
インフルエンザはA型、B型、C型の3タイプあり、A型は
さらに香港型、ソ連型に分けられる。
高熱が出て、咳や喉が痛むだけではなく、体力のない方は
肺炎を併発したり、時には死亡することさえある。
このウイルスは抗原をすぐに変化させてしまうことに問題がある。
そのため予防のために、あらかじめワクチンを作ろうと思っても
後にまわってしまう。
普通感冒、一般的なカゼのようなありふれたウイルスであれば、
身体の免疫系が抗体を準備しているので対抗できるが、
新型インフルエンザの場合は体内にない全く新しいタイプのウイルス
であるため、すぐに抗体をつくることができない。
抗体が出来るまでの間は、免疫系の好中球でウイルスと対抗するしかなく
そのため体内には大量の活性酸素が発生する。
インフルエンザに罹患し、体力のない方が肺炎などを併発し重症に陥るのは
活性酸素によって臓器が影響をうけるためである。
ここでも活躍するのはあらかじめ、日頃から活性酸素対策を行なうこと。
抗酸化の栄養である緑茶カテキンや、ビタミンC、ビタミンA、βーカロチン
ビタミンDなどを摂取していることが大切である。
基本的にウイルス感染予防は大切なので、マスクの着用、手洗い、うがいは
励行したいものである。
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