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ばみの乱読日記　と猫雑貨。

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2008年11月の記事

全24件 (24件中 1-24件目)

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アートメイク☆７日目

ラインを入れたところがもこもこペンで書いたようにビミョーにもりあがっていたのですがそれが徐々に痒くなり黒いかさぶたがはがれてきました。コレは昨日の状態。お見苦しくて失礼☆カサブタはがれたところ、色が違うのがわかりますでしょうか～？しかしアップで見るとお肌の老化が顕著ですね現在ごく一部を除き脱皮終了。カサブタ取れた後はやっぱり色が一段薄くなっているのは想定内でしたが、ラインが微妙にゆがんでいるのが気になるといえば気になる。ヘタクソなペンシルライン引いたみたい？ま、ラインが細いのでそんなに気にはならないですが・・。あと、あまりの痒さに眠っている間に目をこすってしまったのか、左目の目頭が朝起きたら腫れてました。しかも痒い。日中じっと我慢してたら腫れは引いてきましたが取れきっていないカサブタがあるらしくちょっとかぴかぴに。この、目頭が完治したらとりあえずアートメイク１回コース終了です。本当は何回か入れるといいらしいですが事情により今回は１回コース。色、ちゃんと残るといいなぁ。

Nov 30, 2008

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漂泊の楽人　内田康夫

紹介文静岡県沼津市に住む漆原肇子は、相次いで肉親を失った。ボートから転落死した兄は生前、自分が死んだら浅見という男に愛用のワープロをあげてくれと言い、何者かに刺殺された母は「シシ、ハマダ、コガ」という言葉を遺した。肇子は母の育った新潟県月潟村が、子どもによる大道芸・角兵衛獅子発祥の地だと知る。沼津と月潟を結ぶ、浅見光彦と肇子の探偵行が始まった。漂泊の楽人シリーズ１１作目。８０年代後半の作品です。そのため、"最新式"のワープロ（ＰＣですらない）が何と２００万円もしたりなんとメモリ内蔵でこれまた何と　も記憶しておけるこれって今で言うと何バイトくらいの容量なのでしょう？今のＭＢなんて夢のまた夢だった時代ですよね～。ちょっと前まで（１０年位か？）フロッピーを使っててこれだって容量なんて大きい画像１枚もストックできないくらいでしたもんねぇ。しみじみ。時代の移り変わりってすごいですね。急に年取った気分（涙）で、この本ですが以前に読んだ気がとてもします。特に暗号を隠すのに変換機能を使うところなんか・・。でも検索しても出てこなかったので感想は書いていないのかも。浅見光彦シリーズではわりと初期のものらしく時代設定もさることながらなんとなく初々しい浅見探偵。でも犯人、何故に昔の名前を知っていたからといってヒロインの母を発作的に殺さなければいけなかったのかちょっと変。しかも母も子供の頃に知っていた程度の人間が名前も肩書きもまったく違う人間になっている男の過去が１回あっただけでわかるのか？とかそもそも口封じのために自分の息子と悪徳商法の財産管理をしていたオトコの妹（ヒロイン）を結婚させることを画策するならもっとうまくやらなきゃ。裏のからくりは全て知っているはずでヒロインに気に入られなきゃいけない息子、お見合いで"ボクってモテモテなんだけど居間までは気に入らなかったから断ってたんだなんて言ってるし。せめて息子がいい人ぶってヒロインをだますとか、銀行頭取も息子じゃなくて顔と頭のいい野心のある部下にヒロインをたぶらかせさせるとか。財産管理に気がつかれないように偶然を装って出会わせるとか。悪人役の人間があまりにお粗末だったのでなんだか最後拍子抜け、でした。

Nov 28, 2008

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アートメイク☆４日目

アートメイクをしたところがよ～く見るともこもこになるペンで描いたようにちょっと盛り上がってます。そして痒い。ガマンできないほどではないですが。自然にカサブタがはがれるのを待ったほうがいいらしいのでできるだけ触らないようにアイメークもまだしてません。

Nov 27, 2008

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アートメイク☆３日目

アイライナー・アートメイク３日目です。昨日の夜からちょっと目頭が痒かったのですがかくのはガマン。今朝目頭の辺りでマスカラのダマのようなものがとれてました。きっとコレがカサブタなのかなと。かさぶたがはがれたのはほんの一部なので色が薄くなったかどうかはまだわからないです。ちなみに本日は腫れはほとんどありません。そろそろアイメークしてもいいかな？

Nov 26, 2008

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アートメイク

以前から気になっていたアートメイクやっちゃいました。まつげが薄いためアイラインは必須なのですが結構面倒くさいのでアートメイク入れておいたらラクだろ～なぁと思って昨日いってきました。まずラインの幅を確認して麻酔の軟膏？を塗ってもらいいきなり施術。麻酔が効いたのか痛みはまったく無かったのですが何とお店によっては麻酔なしで施術をするとか。それは痛いでしょう～。無理！！両方終わるころちょっと痛みが出てきましたが冷やしてもらってその後痛み止めなどなしで何とかｏｋ。これも後で調べたところお店にっては軟膏など出してもらえるようですがワタシがお願いしたところは”今日は目をこすらないでくださいね～”だけでした。そして、本日２日目。朝起きたらすごく腫れていました。仕事休みでよかった～。腫れはお昼くらいまで続きました。痛みはぴりぴりする感じ。怖くてとてもこするどころか触るのもまだ無理です。調べたところ、これがかさぶたになってはがれるとラインの色が少し抜けるとか。今は結構しっかりした黒ですがまつげの際に細く入れてあるのでこのままの色で残ってほしいなぁ。

Nov 25, 2008

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氷の靴を履く女新津きよみ

紹介文舅を看取り、姑の介護に尽くした紀子は、二人の義姉と夫の裏切りにあい、十四年間の結婚生活に終止符を打った。独りになった紀子は、週刊誌の記事に目を留めた。「シンデレラはあなた?」目の不自由な資産家が親切にしてくれた女性を捜しているという。紀子は該当する女性に心当たりがあったが...。絡み合う歪んだ愛憎を、おとぎ話を主題に描くサスペンス。氷の靴を履く女可もなく不可もなく。とりあえず読むのが苦痛なレベルな本ではありませんでしたがイマイチ腑に落ちない設定。前半は義理姉たちの意地悪やまんまとその義理姉たちに乗せられて嫁（主人公）を裏切る情けない夫、これまた耐えるばかりで主体性がなくムカムカする主人公もさぁ、これが今後どういう展開になるのか？と期待させる展開。その後結局"美人で受身で善人な主人公"が他人の善行を自分のものとして資産家の財産を狙ういやらしい女になるわけですがこのあたり"いやらしい女"の自覚がなく心の葛藤もなくほんとうにいやらしい。今まで物事をなぁなぁにして結果苦労してきたのだからこれからは自分の手で幸運をつかみとるわっみたいな決意とか結局色々小ざかしく計算しているくせに幸運を守り抜くにはどうしたらいいのか必死さがない。しまいには嘘はついたけど"ワタシは選ばれたシンデレラ"と思い上がって愛情などかけらもない資産化との結婚も即答。これもお金のためなら結婚位するわよ、みたいな意気込みすらなく　お金が欲しいっという気負いもなくなんとなく手に入れられるお金なんだからもらっておこう、でも結婚するってどんなこと？みたいないい年してどこのお嬢様デスカ風なのがこれまたムカつく。無駄に殺人や出生の秘密など出てくるけど、これもお話の最後までキレイに結びついていなくてなんだったんだろう？って感じ。共感はまったくできないけど、まぁとりあえず完読はしました。

Nov 22, 2008

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謎のギャラリー～怖い部屋～　北村薫

紹介文平穏な日常のそこここに、ひっそりと開いた深い穴。不可解。理不尽。抵抗不能。無惨。そう、逃れる術は、奇跡か死のみ-"こわい"!よくも集まったり、文句なしの"こわさ"を放つ名品が、効果絶大な配置で登場します。我とも思えぬ声で叫びたくなる恐怖から、じんわりと胸底にこたえる恐怖まで、心臓に自信のある方限定の一冊。宮部みゆき氏と編者の対談「『こわい部屋』の愉しみ」付。短編・中篇なかなか濃い内容のミステリー集です。一番じんわり怖いのは"７階"かな。あとがきでもあるけれどこの本は絶対に入院中の人へお見舞いに持っていってはいけません。表紙か帯に取り扱い注意の警告を大きく書くべきです。それくらい危険です。あとはやはりそれぞれ作者の違う作品を集めた、しかも短編集だから仕方がないのですがそれぞれの世界があまりに強烈であまりに関連性がないので連続して読むには３編が限界。通勤中なんかに読むにはいいけれど、まとまった時間に読むのはちょっと苦しいかも。それぞれ何回か読んだらまた違った味が出てくるかも、という逸品そろいなので内容忘れた頃また読んでみたいです。

Nov 21, 2008

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ワーストウェディングドレス　パート２

昨日の続き☆マドンナ／パフォーマンス「ライク・ア・バージン」これは"ウェディングドレスをまねたステージ衣装"でしょう？これでマドンナ結婚式したわけじゃないし。ウィノナ・ライダー／映画「ビートルジュース」赤・・ですか・・これってホラー映画？なら納得。ステファニー・シーモア／ガンズ・アンド・ローゼズ PV「ノーベンバー・レイン」スカートめくれてますよ？お嬢さんって感じ？マライア・キャリー／PV「We Belong Together」マライア、かなり大きかったときのですよね。ドレスは（好みじゃないけど）そんなに悪くないと思う。マライアが着てなければ。以上！！

Nov 20, 2008

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ワースト・ウェディングドレス１０　パート１

先日音楽ＰＶや映画の中に登場した中でワーストウェディングドレスが発表されていました。多分アメリカの雑誌かなんかの独断と偏見。まずはコレキム・ベイシンガー／トム・ペティ PV「Mary Jane's Last Dance」ドレスはこの画像じゃ良く見えないけど・・。そんなに悪くないかも？ただ、このやつれたキムが怖すぎ。ケイティ・ペリー／PV「ホット＆コールド」ホットパンツ・・新しいかも？でもピンクのでっかいリボンがダサすぎ。サラ・ジェシカ・パーカー／映画「セックス・アンド・ザ・シティ」孔雀、ついてなきゃステキだと思うんですが。オースティン・スカーレット／TV番組「プロジェクト・ランウェイ」これはウェディングドレスと名乗ってはいけないでしょう・・ニア・バルダロス／映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」ちょっと昔のドレスって感じでダサめですが他に比べればかわいいもの？

Nov 19, 2008

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HAPPY AGE 吉野朔実

紹介文ぶ～け５９年から６０年まで１年にわたって連載された作品。２０年代古きよきＮ．Ｙを舞台にした華麗なタッチのシティロマン。古きよき時代の２０年代（昭和じゃないよ。西暦だよ。）のＮＹが舞台のコミック。ぶーけはマンガ読んでたころのワタシ的にはちょっとおねえさんコミックでリアルタイムでは読んでません。このコミックは多分こちらの古本で購入したんだと思いますが結構お気に入り。主人公の新聞記者で生活上手で落ち着いたじじむさい性格のオーガスタスがかなり好み。ほかのキャラクターもとても魅力的。もともと古い時代設定だし、絵柄も古臭さを感じない不思議な作品ですがなかなか良いと思います

Nov 18, 2008

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眠れぬ森の美女たち　香山リカ

紹介文一生懸命生きているのに、なぜか幸せでない。何か満たされない―様々な不全感や不安感を抱く女性たちと向き合ううちに、精神科医・湖陶子は“空の家”という共生ホームをつくる決意をする。将来、老後を女性だけで過ごすというその家に、意外にも人気キャスターやモデル、OLたちが駆けこんできて…。現代女性の癒されぬ孤独を解きはなつ、初のセラピー小説。眠れぬ森の美女たちありえませんから。この内容。まず、システムが甘い。月額いくら払うのか知りませんが老後が心配だから共生ホームに入りたいと思う女性たちなのだから積み立てと考えれば結構な額になるだろうし、途中で払えなくなったらどうするのかとか（まさかそんなところまで助け合い？）実際に老後になってみたら建物が老朽化するだろうし、その修理する費用は誰が出すのかとか、絶対に金銭トラブル間違いなし。それにこんな企画に人気キャスターが乗るわけが無い。テレビで顔を知られているのにメンバーとして他人に顔をさらすなんて。と、設定自体に無理無理なこの小説、とても感情移入などできませんでした。みんな元気に実は老後のことも悩んでいるんだって言いたかったのでしょうがお互いのダンナを寝取りまくりのこのメンバーたち。老後の前に泥沼になるのが普通でしょう。これじゃ。それをあたかも女の友情に免じて許したかのように描かれていて不快。そもそも友情なんて芽生えるほどのお付き合いでもない関係なのに。個人でこんなことをするのは絶対に無理。共生ホームの経営をするならあくまで第３者でなければ。それを自分もメンバーとして皆と個人的なかかわりをしたうえメンバーの夫を寝取るなんて何事？？とても一般生活をしている精神科医が書いたとは思えない夢見る夢子さんの御伽噺です。常識ある社会人ならむかつくこと請け合い。

Nov 17, 2008

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天使か悪魔かおねえさま西尚美

コレはもうありえないワールド。ワタシよりちょっと前世代のコミックのようです。たまたまどこかで入手したのですが子どものころ読んだあさりちゃん並のギャグ。スケ番がこんなひらひらのお洋服着てたりイライザ並のたてロールだったりとにかく設定から何からありえない世界。読んでて恥ずかしくなるような時代錯誤な絵柄とストーリー。ある意味とても印象的ですが。リアルタイムで読んだことのある人たちには懐かしい作品なのかな？

Nov 16, 2008

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冬のオペラ　北村薫

紹介文勤め先の二階にある「名探偵・巫弓彦」の事務所。わたし、姫宮あゆみが見かける巫は、ビア・ガーデンのボーイをしながら、コンビニエンス・ストアで働き、新聞配達をしていた。名探偵といえども、事件がないときには働かなければ、食べていけないらしい。そんな彼の記録者に志願したわたしだったが…。真実が見えてしまう名探偵・巫弓彦と記録者であるわたしが出逢う哀しい三つの事件。冬のオペラ２編は短編、最後は中篇の3編が収録された本です。が。とてもアンバランスな感じを受けます。長さだけの問題ではなく最初の２編が割とコミカルな内容なのにも関わらず最後の”冬のオペラ”はなんと殺人事件まで起きてしまうけれど殺人事件にするほどの内容ではないししかも全員陰湿。それに、登場人物のやりとりが浮世離れしているというか禅問答みたいというか抽象的というか。あの気取りすぎたオバカ小説メルカトル鮎最後の事件よりはましではあるものの、なんとなくこの作品を彷彿とするような。しかも読み進めていくと主人公の両親は亡くなっているらしいとか登場人物の背景もやや見えては来るもののかなりの説明不足な気がします。名探偵の名探偵である所以の”真実が見えてしまう”に関しても超能力者とかなんとかの説明はまったくなし。しかも本を読む限り”私には真実が見えてしまうんですよ”みたいな告白すらない。読み手に察して欲しいという意図なのかもしれませんがはっきりとした回答が欲しいワタシのような読み手にはちょっと消化不良です。とはいえ、キャラクターはとても変人で魅力的。是非コミカル路線でシリーズ化して欲しいと思います。

Nov 15, 2008

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コーヒーミルがほしいのよう。

以前書きましたが家で飲むコーヒーはオーブントップのエスプレッソマシーンを愛用中。やっぱり味がぜんぜん違うし、"ちゃんとコーヒーを淹れている”という感じのするプロセスが好き。カリタ　エスプレッソマシン　モカエキスプレス1杯用で、最近挽きたてのコーヒーなら尚おいしいだろうなぁと気がつきコーヒーミルを手に入れようとあちこち見ています。が、結構いい値段がする（＄８０以上！）のとデザインが気に入らない・・。黒のプラスチックで安っぽかったり、無意味に大きかったり。★カナール★木製コーヒーミルこーゆーのはステキだけど面倒くさいし。メリタコーヒーミルセレクトグラインド MJ-516(ホワイト)こーゆーシンプルで白いのがほしい！こっちでこんなの売ってるかなぁ。で夏が同じならホント、日本から買って持ってきたいっ。

Nov 14, 2008

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辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件　城山三郎

紹介文足尾銅山の資本家の言うまま、渡良瀬川流域谷中村を鉱毒の遊水池にする国の計画が強行された！　日本最初の公害問題に激しく抵抗した田中正造の泥まみれの生きざまを描く。田中正造といえば足尾銅山鉱毒事件、天皇直訴。でもそういえば、この事件結末がどうなったのかはっきり覚えてませんでした。田中正造といえば足尾銅山鉱毒事件、天皇直訴。でもそういえば、この事件結末がどうなったのかはっきり覚えてませんでした。この本は直訴後世間の注目を得ることが出来たものの（本当は直訴にて一挙解決を目指したのかもしれませんが）被害を訴える住民の土地を”優遇価格”で買い上げ他の土地に移動させるという政府の安直な解決策に反抗し先祖からの土地を守ろうという住民と政府の軋轢がかかれています。もっと簡単に言うとどれだけ住民が政府から嫌がらせを受けて悲惨な暮らしを強いられたか、が描かれています。頑強な田中正造亡き後、結局最後まで残った住民も強制退去させられ廃村になるわけですが住民にとって田中正造は果たしてヒーローだったのか？とちょっと疑問に思うフシもありました。黙っていたら鉱毒の被害を受けっぱなしで何の救済もなかったでしょうからその点はきっとありがたく思っていたとは思いますが寒い冬、堤防が修復されていない生でいつ洪水になるかもわからずジメジメシした雨漏りのする掘っ立て小屋で空腹を抱え病人を抱えた家が政府の買い上げに傾くのは当然のこと。ワタシなら間違いなく日和るなぁ。もういいよ・・・。という思いがなかったとはいえないんじゃないかと思います。本の中では愛弟子ですら学費を出してあげるから勉強して故郷の役に立ちなさいという申し出を正造のためにフイにするとき悔しい思いをしています。あと、ちょっと感覚的にわからないのが何故にその土地に固執するのか？昔のことですから新しい土地に移動するのはどこに言ってもよそ者扱いされるとか今よりも苦労が多かったのかもしれませんし、ご先祖様の土地に対する思いも強かったでしょうがそこまで固執する気持ちがちょっと不思議。他人のために生涯ささげた正造は信念の人ではあったかもしれませんが誰にとっても正義のヒーローだったとは言い切れないような気もします。融通の利かない熱血明治オトコだったことは間違いないようですけれど。このあたりの事項を別の視点から描かれた本も読んで比べて見たいと思います。

Nov 13, 2008

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ＨＡＢＡ☆イオンマイエステ　初充電！

６月以来使用していたこのＨＡＢＡ　イオンマイエステ、今日初めてバッテリー切れました～。イオンケア美顔器　イオンマイエステ（スターターセット付）何と約５ヶ月。週２～３回は使用していたのに、このモチのよさにビックリです。効果のほどは・・シミ（肝斑かも？）は消えません。体調不良なことが続いたためかにきびも広範囲にできてます。なので決して良い肌になった！とはいえない状態ですが使用後は肌がモッチリ潤うことは確かなのでがんばって続けます。イオン導入に欠かせないホワイトレディが今ならポイント１０倍。★今なら最大ポイント10倍！11/17(月)9：59までビタミンC誘導体6％配合の美容液高濃度ビタミンC美容液　HABA 薬用ホワイトレディ30ml《医薬部外品》買っちゃおうかな~。

Nov 12, 2008

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ミッドナイト・エクスプレス

紹介文1970年、ニクソン政情下のアメリカは、中東諸国との関係を悪化させ、険悪な政治情勢が続いていた。そんな折、イスタンブール空港から、たまたま2キロのハシシ(麻薬)をアメリカへ運び出そうとしていたアメリカ青年ビリー・ヘイズ(ブラッド・デイビス)はハシシ密輸の罪で官憲に逮捕された。彼とトルコ当局の間に介入してきたのは、合衆国領事館の人間だと名のるテックス(ボー・ホプキンス)という男で、彼はビリーに売人逮捕への協力を要請した。やがてビリーは、セイガミルカー刑務所に移され、途方もない恐怖と孤独感に襲われる。単なるハシシ密輸の罪なのに、さも重罪人のように扱われるビリー。傷ついたビリーを看護してくれたのは、2人のアメリカ人、ジミー(ランディ・クェイド)とエリック(ノーバート・ワイザー)だった。そしてジミーはビリーに言った。「この刑務所に入れられたら、半病人になるか、深夜特急に乗るかのどちらかだ」と。深夜特急とは『脱獄』のことである。間もなくビリーの父親(マイク・ケリン)が駆けつけ、弁護士と合衆国領事館の手を借りて当局と戦うことになる。緊迫した国際情勢の中で、検察側の追及はきびしく、裁判でビリーは4年の刑を言い渡される。3年余の月日が流れ、刑期が終るのを心待ちに、ひたすら模範囚としてつとめあげてきたビリーは、意外なニュースを知らされる。裁判がやり直されるというのだ。裁判の結果、ビリーは刑期30年という途方もない判決を言い渡される。ビリーは、国際政治のかけひきという、目に見えぬ糸であやつられた最初のいけにえなのだった。互いに友情以上の愛を抱き合っていたエリックが保釈で出て行ったあと、ついにビリーは脱獄を決意する。彼はジミーと仲間のマックス(ジョン・ハート)とともに、誰も知らぬ地下壕への入口を発見するが、密告屋イエジル(フランコ・ディオジェーネ)の告げ口で、看守長ハミドゥ(ポール・スミス)の知るところとなり、ジミーが1人で脱獄の責めを負う。さらにマックスまで、イエジルの陰謀で廃人同様にされてしまい、怒ったビリーは、イエジルの口に自分の口をねじこみ彼の舌を食いちぎる。スーザンは、その姿を見て、涙を流し、言い聞かせる。「ここから出るのよ!」--その言葉通り1975年のある日、ついにビリーは『深夜特急』に乗った。ミッドナイト・エクスプレス最後までドキドキハラハラしながら観たとても興味深い映画です。ただし、ノンフィクションとして、あくまでハリウッド映画として観るなら。実話というキャプションつきですが（本人の写真も最後に出てきます）実は９０年代に入ってこの映画の残酷行為の内容は誇張であったと本人がカミングアウトしているらしいです。ちなみに脚本のスピルバーグもトルコに謝罪しているらしいし。実際、違法行為をして逮捕されて刑務所に入れられたってところはまったく同情の余地なし。入れられた刑務所が非人道的だったってところがドラマなのですがそれも嘘ぴょーんと言われたら映画の見方も大変変わってきます。最後看守を殺して（一応事故だけど）脱走する主人公。殺人の罪はいいのか？映画では悪いやつに描かれていたから誰も追及しなかったのか？悪人なら殺しても脱走に成功したヒーローなのか？勝手に自国を誹謗された上看守殺して脱走した人間が嘘八百の映画作って話題になったらトルコ怒ってアタリマエ。それを考えると映画としての評価は微妙なところです。映画は面白いんだけどね。ところで、主演のブラッド・デイビス、ブラッド・ピットそっくり！もう亡くなられたらしいですが・・ザンネン。

Nov 11, 2008

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くりすます。＆原宿

街はクリスマス色一色。また来たよクリスマス。（げんなり）日本で言うお正月みたいなものですね。義理親族集まるのでプレゼントを用意するのにお金はかかるし。いえ、決して嫌な人たちではないんです親族。っていうかワタシは恵まれていてかなりいい人たちばかりなんですがやっぱりこういった行事は子供がいないと盛り上がりに欠ける。高齢者ばかりのパーチーはむなしい。あと、他所のお宅に長時間滞在するのって家でやりたいことがたくさんあるワタシとしては（大掃除とか洗濯とかファイルの整理とか・・）結構苦痛。やりたいこと持ち込んでも何分オージー家族が集まると会話が中心なので自分だけ違うことをしているわけにもいかないし。マシンガントークで何時間も何日も。みんなで見る映画は60'ｓ。（下手したらフランク・シナトラ）まぁ、年間行事の一環なのであきらめるよりありません。ところで本日デパートに行って来たら謎の原宿パフュームが。こんなにでかでかと原宿。街中でＭＩＣＨＩＫＯ　ＬＯＮＤＯＮのトレーナーを着た人を見つけてしまったときのような面映さを感じる日本人はワタシだけではないはず。何故かガイコクジン受けしている原宿。今もタレントショップにおのぼりさんが群がっていたりするんでしょうか？それともワタシが知らないだけで実は今一番ホットなのは原宿なのか？謎。どうでもいいけど。

Nov 10, 2008

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デセプション・ポイント　ダン・ブラン

紹介文国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費す現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直々に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきて欲しいというのだ...。デセプション・ポイント（上）デセプション・ポイント（下）シドニイ･シェルダンかと思っちゃいました。キレイで頭の良い女性が至難に立ち向かい、最後にはいいオトコと幸せになる。まったくもってシェルダンの掟。まぁ、その"至難"がこのごろ盛り上がっていたアメリカ大統領選だったのでタイムリーだったかな。確かにあの熱狂振りを見ていたら票のためなら、相手を陥れるためなら隕石の捏造くらい朝飯前って感じですね。上下巻と長いのですが実はコレはわずか２日間の出来事で次から次へといろんな人にいろんなことが起こります。そのあたり飽きさせなく読ませるのはサスガ。最新のＮＡＳＡやアメリカ軍の技術については根拠のあるもの、としていますのでそのあたりも知らないことがいっぱい紹介されていて興味深いです。でも、国防ではなく純粋に宇宙への好奇心を満足させるために存在する（らしい）ＮＡＳＡ。宇宙の塵を撮影するために何億ドルもかけるのってとても理解できない。それだけあったら何人の餓えている人たちを食べさせられる？ホームレス問題、アメリカでだって深刻でしょうに。宇宙生命体なんかより先に何とかしなきゃならない問題がたくさんあるでしょうに、と思うのは女脳なんでしょうかねぇ。最後に自分のエッチ写真を大統領に味方するためとはいえ公然にさらしてしまった大統領の対立候補の女秘書。こんな画像が出回ってしまったら一生日の当たるポジションでは働けないでしょうに。そんな女を引き抜こうとする大統領もありえなさすぎ。でもＮＡＳＡなんかが大統領選挙の焦点になるってことは今回みたいに経済危機や中東問題よりはまだ平和な証拠？ところでオバマ勝ったけどドル上がらないんですけど・・。

Nov 8, 2008

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小室哲哉逮捕。

去年、２０００年の雑誌のＫＥＩＫＯのシアワセインタビューを見つけて書いたこの感想。盛者必衰。まさにこのとおりになってしまいましたねぇ。ナンダカンダ言ってＫＥＩＫＯって略奪愛だったらしいですがココにきたら慰謝料もらえた前妻の勝ち？しかし、元妻、本当に７億ももらえたんでしょうか？養育費１年くらいでストップしたとか言っていますが７億あったらもういいでしょう～。利子だけで一生暮らしていけそう。コムロさんもわかれる時には７億くらいへっちゃら～と思ってＫＥＩＫＯに乗り換えたのか、７億払ってでもＫＥＩＫＯがよかったのか。でも妊娠中に友人であるＫＥＩＫＯに夫を寝取られしまいには離婚後速攻で５億円挙式（テレビ中継つき）までされた元妻的にはあの時点では７億でもムカついたでしょうねぇ。今やっと溜飲が降りたとか？一番悪いのはだらしなくて現実の見えてないオトコですけどね。前述の日記では平民としては３０００万円のリングを売ればしばらく生活できるかも？なんて書いちゃってますがワタシ。３０００万なんてハシタ金なんでしょうねこの人たちにとっては。ＫＥＩＫＯは離婚したとかしないとかも話題になっているようですがしたくてもできないでしょう、今は。奪ってまで結婚したのに、何かあったらスタコラサッサ～だと世間の風当たりもさらに厳しくなろうものでしょうし。ワタシは世間の注目がなくなったあたりで離婚すると踏んでいます。不倫・略奪愛にはかなり冷たいワタクシです。

Nov 7, 2008

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黄金の石橋　内田康夫

紹介文“軽井沢のセンセ”の策略で、浅見光彦は、俳優・絵樹卓夫の依頼を受けるはめに。鹿児島にいる絵樹の母が、謎の男から「金の石橋」の古文書を渡せと、脅迫されているのだ。石橋の取材を兼ね、鹿児島を訪れた浅見は、殺人事件に巻き込まれる。金の石橋と恐喝と殺人…3つの絡み合った謎に浅見が挑む!著者自作解説つき。黄金の石橋九州も行ってみたいのよねぇなんて思って手に取った一冊。ここのところハズレが多かった浅見光彦シリーズなのであまり期待していたわけではないのですがまぁそれほど悪くはなかったかな。何件かの事件（？）が最後に全貌が明らかになるのですが親を殺された息子が犯人をあっさりと”お前は刑務所に入って罪を償っているから許そう。でももう一人は許さない。”というのはちょっとどうだろう？あっさり許してるけど、刑務所に入っていた犯人のほうは実行犯ですよ？許さないって言われているほうは実行犯が”やるか？”と言ったときに同意したにもかかわらず息子に犯行現場を見られた後自分は止めたのに実行犯が言うことをきかなかったと話を変えて殺人の元になった金塊を独り占めして事業を起こし成功した（長！）となっているので金塊を独り占めしたのが許せない、のほうがスッキリするような。相変わらずモテる浅見光彦ですが良く考えると過去に恋人がいたようなエピソードもないしもしかしてバージン？33にもなって実家住まいのバージン男・・。結構、いやかなり不気味かも？どこかのエピソードで昔の悲恋なんか出てきたらそんな不気味さも払拭されると思うのですが。

Nov 6, 2008

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フラクチャー

紹介文妻を殺そうとした疑いで逮捕された航空エンジニアのテッドは、無罪の判決を受ける。この事件を担当する検事ウィリーは、正義を貫くため真相に迫ろうとするが、事態はウィリーのキャリアを脅かしかねない展開を見せる。Mychael Danna & Jeff Danna『Fracture: Original Motion Picture Score』あれ、これって日本未公開ですか？ま、地味ですからね。それにしても上手いですね、アンソニー・ホプキンズ。しかし、妻の浮気相手の刑事、自分の所轄でしょ？まったく相手の身元知らないって・・。そんなことアリ？凶器の拳銃のトリックも途中でわかっちゃいまいました。なんでみんな気がつかないのかなぁ？結局ホプキンズふんするエンジニアはなにがしたかったのか?妻を殺したいだけなら,こんなに頭がいい人なんだしもっと上手いやり方があっただろうに。妻と浮気相手どっちにも復讐がしたかったってのもちょっとワカラナイかな？だって一番にくいはずの妻、あっさり殺しちゃってるし。法廷物のわりにはワタシの英語力でもわかるお手軽な映画でしたが謎解きなんかを期待しちゃだめです。ただ単純にアンソニー･ホプキンズの怪演ぶりを楽しむのがよろしいかと。

Nov 5, 2008

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２００８年１１月４日　今日のシドニー&メルボルンカップ

メルボルンカップ・デーでした。普段はまったく競馬に興味が無くてもこの日は国を挙げて盛り上がります。今日たまたまメイン･レースの時間外を歩いていたのですがみんな場外テレビに釘付け。テレビの無いところでも立ち止まってラジオに聞き入ってました。マーチン・プレースでは大規模な場外馬券売り場とスクリーンが設置されていて横切ることすらできませんでした。仕事しろよ

Nov 4, 2008

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２００８年１１月３日　今日のシドニー

いやぁ。ものすごい風邪引きました。毎日くるくると変わる気候に老体がついていかず・・。今日は３０度近かったですが明日はまた最高気温２０度くらいとぐ～んと寒くなるようです。いいかげんにおちついてもらいたいものです。でもやっと本を読めるくらいに回復しましたのでぼちぼち更新していきます。

Nov 3, 2008

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