バーニーズのジル君日記。

10時半の予約時間に合わせお風呂に入ってプレマに向けて出かけた。

なんとなくプレマは神聖な感じがして、身を清めてからという気持ちになる。

前回は主にジルの気持ちを聞くために、アニマルコミュニケーションを受けた。

今回はディクシャ。

ジルのためでもあり、今回はどちらかといえば自分自身のため。

病院前の駐車場にクルマを停めてジルと少しだけ歩いてシッコをさせ、病院前に戻った。
扉を開ける前から、気持ちが下に沈むように落ち着く。
プレマに行ったことがある人にはこの感覚分かる？？

中へ入ってジルが落ち着くまで待つ。
前回は初めての場所ということもあって結構長い時間ウロウロしていたけど、今回は早かった。
しばらくはアニマルコミュニケーション後のジルのことや他のいろんなことを話した。

ジルにディクシャ。
ジルをオイチイでフセさせて、りえこ先生が気をためる(ようにみえた)。
その手をジルの背中にあて、ゆっくり左右に優しく動かす。
しばらくするとジル「ハッハッ」と息が荒くなった。暑いみたい。
すると立ち上がって離れてしまった。
もう一度オイチイでフセさせた。今度は頭にも手をあてた。
ジルはおとなし～くしていた。顎を床にペッタリつけておとなしくしてた。

次に私。
音楽はあった方がいいか、ない方がいいか聞かれたので「音楽は好きなのであった方がいい」と答えたよ。
背もたれのない丸椅子に目をつぶって腰掛けた。
長いことそのままにしていたなぁ。
先生が「ジルちゃん、返して～」と言っているのや、ジルにお菓子をあげているような音が聞こえる。イタズラしているみたい。。。
後で、この間にオーリング(具体的にどのようにするのかは聞いてない)で今の私に合うお香を選んでいたとのこと。そのお香をジルがくわえてウロウロしてしまったそうだ。

後ろから、頭に手をあてられた。だんだんと熱くなる感覚だけあった。
少しずつ下がり、肩、背中、腰。なんだかとても心地よい。
その間もジルが周りにくっついているのがわかる。
今度は前から、頭に手をあてられた。今度も少し熱くなる感覚があった。
悲しいとかそういう気持ちは一切ない。
それなのに涙だけ出てきた。

それからベッドに横になるよう言われた。まだ目を開けてはいけない。
ジルが何度も何度も来てにおいをかいでいく。
どうやら私が脱いだスリッパを持ってったな･･･。プッ、ジルったら。
そのまま、ずいぶん長いこと横になっていたな。

目を開けていいと言われ、起き上がった。特別な感じはないが気持ちはすごく落ち着いている。
りえこ先生からディクシャ中にみえたことを教えてくれた。

ジルのディクシャ中に見えたもの。
時代は大正から昭和初期頃。
ふすま用の絵を描いているところをジルがジッとみてる。
ジルは小学3年生くらいの男の子。
絵を描いている、襖職人がおとうさん。それが私だったそうだ！
ジルはそれを見ているのがとても好きだった。
お母さんの姿はみえない。父と子、という家族だったようだ。
おとうさん(つまり私)は早くに亡くなってしまったらしい。
亡くなったあと、親戚に育てられ大きくはなるけれど、気持ちはこの頃から先へ進めなかった。
ジルがいつまでも幼いのはここからきているのかもしれない。
おとうさんみたいに襖職人になりたいと頑張っていたけど、果たせないまま結核か何かの病気でジル自身も早くに亡くなってしまったとのことだった。

私のディクシャ中に見えたもの。
背中から手をあてたとき、インドの寺院が見えその独特の屋根の向こう側がすごく光っている。
私はインドと関係が深いそうだ。
修行僧。でも僧の家系だったわけではない。
牛がたくさん見え、どうやら牛飼いをしていたようだ。
偶然にもりえこ先生のご主人羽尾健一先生の過去世と同じ牛飼い。
その牛の中の1頭が私をジッと見ていて、なんとその牛がジルだったそうだ。
母牛が早くに亡くなり、私がジルを親代わりとなってとても大事に育てたそうだ。
ここでも、親子のような関係だった。
ところが、私が修行僧となりジルと離れ離れになってしまった。
もちろん他の人に牛のことは任せて出たようだけど。。。
そのときもジルは幼いまま。

今も甘えたい、たくさん遊びたい、もっと一緒にいたいという気持ちがあり、幼い頃の生き直しをしようとしてるのだろうとのことだった。

前から手をあてたとき、ペガサスが見え、しかもそのペガサスに荷車がついていたそうだ。
荷車にはちゃんと座れる場所もあり、出発を待っている、というところだ、と。
今は気持ちの中で整理がつかないことがたくさんあるのだろうけど、少しずつ片付いていくよ、という暗示なのだろうって。


他にもたくさんたくさんお話を聞いて、不思議と納得した。
何を？って聞かれても「？？？」だけど。
感覚的に理解してるんだろうなぁ。


ジルに「今日は一回家に帰ろうね」と言ったら、りえこ先生「ずっと遊びたいって言ってましたよ」って。。。おかあさん、おなかペコペコだよ？