先般興味深く見たテレビ番組があった・・・

6月18日（月） 午後10時～のNHKスペシャル～長寿企業大国にっぽんをご覧になりましたか？日本には、100年を越える歴史を持つ長寿企業が数万社あるという。実は、日本は知られざる「長寿企業大国」であることが、この番組で初めて知りました。

番組によると200年以上の企業が、日本には、３０００社あるとのこと。

一番古いのは、飛鳥時代に創業した宮大工系の企業（1400年）。戦国時代に鍋釜を作っていた鋳物製造会社など。 ちなみに、世界で200年以上の企業は、ドイツ：200社、オランダ：100社、中国：３社、インド：4社、アメリカ：14社であると、放送されていました。

番組中に最も興味深かったのは↓↓↓

～～～ 日本は人間の平均寿命と併せて企業の寿命も長いのだそうだ。なぜ日本ではこんなに企業が長生きするのか。研究者たちの調査から浮かび上がってきたのは、「決して“本業”をはずれない」「世の中が変わったら、“本業”からはずれない中で、社会のニーズに合わせていく」「危機は何十年かに一度襲ってくるもの。

そこから逃げずに企業そのものを変革する」、という共通の特徴である。

グローバル化、急成長、シェアNO.1主義がもてはやされる中、地味だがしたたかに、社会に合わせて、“細く長く”経営を続ける長寿企業。“技術”をムダにしない経営哲学だ。～～～

と言うことだった・・・

ちなみに日本で一番古い企業は金剛組である。聖徳太子の命を受けて西暦578年に百済の国から招かれた3人の工匠のうちの一人、金剛重光によって創業されたと聞いている。

またマイミクの高さんの情報によると、エノキアン協会という伝統企業の国際組織があるそうで、日本企業でこれに入会が許されたのは、下記の４社のみだそうです。

1)法師（西暦718年：創業1288年の温泉旅館業）
2)月桂冠株式会社（西暦1637年：創業369年：酒造業）
3)岡谷鋼機（西暦1669年：創業337年：商社：名証一部上場）
4)赤福（西暦1707年：創業299年：和菓子製造・販売）

＊月桂冠はホームページで、伝統企業の国際組織「エノキアン協会」について記載しています。

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