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カテゴリ:一軍イーグルス
楽天・一場靖弘投手(24)が4日、新球のシュート、シンカーのマスターに本格着手した。久米島キャンプも第2クール突入のこの日、かつて巨人、中日でシュートを武器に大活躍した西本聖氏(50)=野球評論家=から、握り方、投げ方を直接、伝授され、上々の手応えを得た。今後、ブルペンでの試投を経て、プロ入り初の2ケタ勝利への大きな武器とする。 自分でも驚くほど曲がった。全体練習終了後、シュート習得を目指す一場が、“名人”西本氏の手ほどきを受けた。軽めの力で試投したとたん、ボールがこれまでにない軌道を描く。「軽く投げたら沈みながら曲がった。(シュートが)ないとあるでは全然違いますし、使えるようにしたいですね」と一場。曲がり同様、手応えもこれまでになく大きかった。 野村克也監督(71)の意向もあり、シュート習得はキャンプ最大のテーマ。昨季終了後、米ハワイでのウインターリーグ参加もシュート会得が目標だった。元々、直球の威力は抜群の男。西本氏に「シュートを覚えたらいけるぞ」と励まされ、「徐々に感覚を覚えてきたら実戦でも放りたい」とニッコリ。一場はじめ、投手陣へのシュート伝授を依頼した杉山投手コーチも「一場もいいシュートを投げられれば、投球の幅が広がる。西本さんに教わって、すごく曲がったみたいだね」と満足げだった。 シュートの握りを応用したシンカーについても、西本氏から「覚えた方がいいぞ」とアドバイス。自身でボールのはさみ方を複数、試した結果、しっくりくる握り方が見つかった。「少し曲がりながら落ちた方が(打者の)芯もズレるから、いいですね」。これまで使っていたチェンジアップにも、さらに曲がりが加わることになり、打者は的を絞りづらくなる。 この日はブルペン入りせず肩を休めた一場。5日から再び本格調整に入る予定で、実戦登板は2月中旬の見込み。「最低10勝はしないといけないと思っています」というエース候補が新球マスターで3年目の大ブレークを誓った。 (2007年2月5日12時33分 スポーツ報知) 新球会得で10勝越えかぁ。 10勝していないのが不思議なくらい。 スタミナも抜群だし、シュートやシンカーを覚えたら 鬼に金棒ですよ。 期待の新人の登場。様々な強敵。など壁はあると思いますが 3年目。今年こそ10勝越えと言わず、最多勝、最優秀防御率、奪三振王と タイトル総ナメしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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