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バリでウブドで気まぐれ日記

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2006.11.28
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カテゴリ:今日の一句
明日はガルンガンです。
約半年ごとに訪れるこの祭日。
準備のためにバリ人達も家での作業におおわらわなんでしょうね。
日中は人通りもすくなく、
道端でたむろするいつものバリ人の姿もなく、
町中が静まり返った穏やかな日でした。

いつも思いますがバリ人というのは偉いですね、
こういった伝統行事をとっても大切にしますし、
それによって発生する多くの作業を苦とも思いません。
むしろ楽しんでるようにさえ受け取れます。
っていうか楽しんでるんでしょうね、やっぱり。
幼い頃からの習慣とはいえ真似できるもんではありませんな。

こういう祭日の行事だけじゃありません。
寺院の行事、儀式、個人の儀式、家族隣人の儀式
全てにおいてみんなが協力しあって助け合ってるんですね。

それでまたそれをひとっつも構えずにやるんです。
自然体というのともまた違う、当たり前のこととしてやりますな。

日本人のなかでも怠け者の部類に入るであろう僕なんかから
見ますと思わず「すごいねえ~、えらいねえ~」
なんて言葉が出てきてしまいますが
バリ人からすれば当たり前のことなんで
そんなこと言われてもぴんとこないようです。



、で、ボランティアの話。

日本人というのはボランティアというのが
苦手な人種ではないかと思います。
まあよくいわれていることではありますが。

バリにいても白人のそういったボランティア活動は
津波の災害にしろ、地震の時にしろ迅速で
結束もはやく、行動も早く、協力する人数も多く集まる。

知り合いの白人のおじさんは昨日津波が起きたと知って今日電話してみると
もうすでに現地に飛んでおりました。


そんな話をこないだ日本へ犬のボランティアをしに帰って来た子と
話してまして、なんでかな~?と考えてたんですが

これはひとつにはボランティアという外来語の
解釈、印象、の違いではないかと思ったわけです。

ボランティア=善

また

ボランティア=無償の奉仕

という捕らえ方が多くされておりますですね。
僕自身もそうでした。

でも彼女がいうにはちがうんですよ。

別に私は善い事をしようと思ったわけでもない、と。
人からありがとう、といわれるのも実は不思議な気がする。
とそう言いましたですね。

彼女はトリマーなんですけど
「お金をもらってトリミングする時と
ボランティアでトリミングした時と同じように私は仕事したのに
ボランティアでトリミングしたというだけでみんなから
すごいといわれる、ありがとうといわれるのはすごく不思議」

というわけです。

「それは見返りも無くただで犬のためにトリミングをしてあげれるなんて
すごいなあ~と思うからじゃない?」と僕が言うと

「それはおかしい、私は金銭の報酬を受け取ったわけじゃないけど
金銭とは違った報酬は受け取っているから、いい経験、やな経験
含めた感動とか、人、犬の気持ちとか形に見えない報酬はもらってるし
その報酬のために行ったともいえるし、そういった意味で違いはないよ。
無償じゃないよ。だったらやらないもん」

それ聞いてなにも言い返せませんでしたね。

バリ人が行事のたびに仕事なんかそっちのけで
手伝い合ってるところで僕が「すごいね~、偉いね~」と言うと
バリ人は「別に。ご飯出るしさ」
と言っていたのを思い出しました。

無償、じゃないんですね。
有償、です。少なくとも彼女とバリ人にとっては。
もしかしたらボランティアに慣れている白人もそうなのかも
知れない、と思います。

今、ボランティアを訳すと

奉仕活動とか無料奉仕

かな?でもボランティアの本質からすれば
それは間違った解釈の仕方かも知れないですね

金銭外報酬活動

これが一番しっくりくる訳じゃないかと思うんです。
それは決しておおげさな「=善」ではない。


「私は勝手になにかしらしてあげたいと思ってそれをしにいった」と言う彼女。
そこには実生活から逸脱した悲壮感も使命感もありませんでした。
善いことをしたという考えもありません。
犬達が良くなってよかった。とそれだけです。

それは自然体ともまた違う、もっと当たり前のことのようでした。

ボランティアってこういうことなのかな~と
脳みそ不足の僕もひとつ勉強させていただきました。



ま、そんなことを自然にも不自然にもできない
自分に自己嫌悪ですけども。。。



ボランティア

ティーボラン(T-BOLAN)と

ちょと似てる


________タランチュラもちと似てる





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最終更新日  2006.11.28 22:04:04
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