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カテゴリ:バス釣り
この問題について、日に日に色々な法人や個人サイトで取り上げらるようになってきました。
選定自体が小池環境大臣の一言で急転直下、決定した要素が強く、それに対する憤りはバス釣り愛好者以外も覚えたはずです。 このような決定が平気で成されるなら、日本の民主主義は何処へ行ったのか疑いたくなります。 したがって、今回のパブコメではその部分への批判が多数出ることもうなずけます。 しかし、良く考えてみると、パブコメの主旨は「特定外来生物等の選定に係る意見の募集」であり、その選定方法や決定方法についての意見は余りインパクトがないような気がしてなりません。 今、パブコメ事務局が欲しいのは「指定候補に上がった種についての意見」だと思います。 小池環境大臣の暴挙に対する意見は少しは必要だと思いますが、そればかりではダメだと思います。 きっとそれらは「十把一絡げ」にされてしまいそうな気がしています。 また、その多くは「選定反対についての意見」に偏ってしまうと思います。 途中経過を良く知らない人の多くは「小池環境大臣による強行決定」の部分だけを捉えて、反対意見を送ることになるでしょう。 「小池環境大臣の一言がなければ、選定見送りになったのではないか?」と。 でも、それは少し早計のような気がします。 オオクチバス小グループの最後の会合では、「半年を目途に、管理の具体的方法について協議するため合同調査委員会を設置すること」で合意しています。 選定については日釣振の要望書に書かれている「選定も視野に入れながらの検討にも前向きに取り組む」という要望書の主旨が取り入れられていました。 そして、事務局(環境省)側のまとめとして、「今回の結論について、第一陣からバスが外されたという見方をする人もいるかもしれないが、そうではない。バスの問題は、第一陣の選定では即決できないシンボリックな問題である。今回の結論は、今後、ますます建設的にバスの問題に取り組んで行こうという、という主旨のものであり、その点は留意していただきたい。」というようなことがマスコミに伝えられています。 それらのことから考えれば、日釣振以外は「選定を前提に、半年後を目処に検討する」ことで一致したようです。 つまり、釣り人(日釣振)からの意見を汲んで「選定を半年後に先送りする」ことを止む無く決定したように思えます。 だから、「選定反対についての意見」の中には、「選定を前提とした意見」も含める必要があるのではないでしょうか? あくまで、「選定には反対だが、もし選定されるとしたら○○○○して欲しい。」という要望も、意見としては必要な気がしてきました。 きっと、環境省が釣り人に意見を聞くのは、これが最後だと思います。 選定が正式決定されたからでは、何も聞いてくれないと思いますので。。。 私も色々な角度から意見を考えてみたいと思います。 皆さんも、色々な角度から意見を提出して欲しいと思います。 皆で頑張りましょう!!! ※パブコメの参考になりそうなコメント(動画)を、釣りビジョンの「特定外来生物法」から抜粋します。 加藤 誠司氏のコメント(5分) 財団法人日本釣振興会 副会長 高宮俊諦氏のコメント(15分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.05 16:35:29
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