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Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋-

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2009.01.25
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この週末は、2週間ぶりにハンブルクのスタニスラフ先生のところにレッスンに行って来ました!

ハンブルクへ向かうアウトバーンで途中少し雪雪が降ってきたのでちょっとびびりましたが、そこはさすがにドイツ。すぐに除雪車がばんばん出てきて凍結防止剤を振りまいていて、ドライバー達は全員徐行して安全運転。
しかもすぐに気温が上がって雨雨に変わったので安全にハンブルクまでたどり着くことができました。オーケー

今回は一日目にワルツ、二日目にタンゴを教えていただきました。ワルツは基本からスタートし、コンペ用ルーティンでは曲の持つ個性に合わせてアクセントをつけることでいかに印象深く魅せるか?を習いました。
タンゴでは引き続きタンゴらしいキレのある踊り方を習い、またずっと気に入っていなかった部分のステップを超かっこいいステップに大幅に変更してもらいました。
かなりスピードがあって難しいステップになりましたが、主人は、「ずっとこんなのが踊りたかったんだよね~」と大喜び。スマイル
確かにタンゴのルーティンは今よりもはるかに下手だった2年前に作ったものですが、実力が上がるにしたがって少しずつ難しいものを取り入れていった方が良いようですね。

先生はタンゴのルーティンは他にもいじりたいところがいろいろあるようで、少しずつ難易度の高いものを取り入れて改造していただきたいと思っています。

金曜夜のレッスンの後に先生と食事に行きましたが、そこでUK戦の結果談義に・・・。(先生は会社があるので平日開催のUKには出場しませんでした)
アマチュアではピノの愛弟子であるヴァレリ&ケーレット組(デンマーク)とセガトリ&スドル組(ドイツ)の3位と4位がとても喜ばしい結果だ!と言っていました。
プロラテンでは、クリクリヴィーの6位について、「あれだけの才能を持っているのに、いつもパートナー問題でもめて上位にいけないのが残念。自分で自分のキャリアを壊している・・・」とのコメント。確かにクリクリヴィーの元パートナーであるジョアンナは世界チャンピオンですから、クリクリヴィーももう少し忍耐強く一人のパートナーと頑張っていれば世界チャンピオンになれる器なんですよね。

仕事を休んでまでUK戦に出場しなかったスタニスラフ先生ですが、「一生ダンスだけで食べていこうとは思わない」のだそうです。プロ&アマのデモやコンペの習慣がないヨーロッパではプロダンサーとして生活するのは至難の業です。
(プロ&アマシステムはアメリカが発祥で、日本や香港、中国でもかなりポピュラーだそうです)
先生は大変優秀なダンサーであるだけでなく素晴らしいコーチャーでもありますが、それでも「怪我して踊れなくなるかもしれないし、ダンスだけに頼るのはあまりにもリスクが高い。自分にとっては会社でしっかり仕事をすることが一番大切だ」とのことです。

確かに、ダンスのために高校や大学、職業訓練を中退したり仕事を辞めてしまった人々をたくさん知っていますが、ヨーロッパではプロダンサー&コーチャーとして生活できるのは全ダンサーの0.001%に過ぎません。
そのことに早く気づいたトップダンサー達は、普通に進学または就職して競技ダンスからは早々と引退するか、趣味のレベルにとどめているようです。

先生も仕事の合間に自分達の練習とレッスンをこなしながら、週末は個人レッスンの予約がぎっしりでかなり大変そうです。でも、いつも「自分で決めた道だからやり遂げる」と言っています。このように、堅実な将来についてのしっかりしたヴィジョンを持つことは素晴らしいことだと思います。

というわけで、いただいた「宿題」をしっかり練習して次回2週間後のレッスンに臨もうと思っています。

↓クリスティーネ&スタニスラフのアマチュア時代の写真です。クリスティーネの胸から下は完璧にまっすぐなのにこの大きなライン!素晴らしいですね~目がハート






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Last updated  2009.01.26 07:16:32
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