私の人生論 (思考が運命になる)

2019/11/18(月)05:00

科学の歴史

千の朝(1783)

 わたしは最近、  京大の文学部哲学科の講義「科学哲学論」も  兼担するよう命ぜられたが、  哲学者は一つの視点を確立して、  そこから全宇宙を観るという術に  優れているということに感じ入っている。  それに対して科学者は、  一つの現象に対しても  いろいろの視点から眺めるように訓練されている。  視点を変えれば、  論理的矛盾を生じ、  体系性を損われるわけだが、  科学の歴史は矛盾から矛盾への歴史であった  という気もする。 「頭脳管理」 品川嘉也 朝日出版社

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