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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2020年06月15日
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カテゴリ:認識の歩み


 世界中の文化で見られる行動のほとんどと同じように、
 宗教は5万年前、
 アフリカから分散する前の祖先人類の間で
 言語の出現に先行して存在したに違いありません。

 眼に見えない霊的なものに対する関心は、
 原始時代的であるだけに強いものがあります。

 ことに死者の霊魂はネアンデルタール原人さえも、
 すでに認めていました。

 縄文時代の埋葬は、伸葬もあるにはありますが、
 手足を折りまげた姿勢の、いわゆる屈葬が多かつたのです。

 吉胡貝塚出土の人骨では、
 百六十一例中、百四十八例が屈葬でした。

 また当時は、抱石葬などもあるところから見ると、
 死霊の出て来ることをおそれ、
 これを鎮めようとするアニミズム的宗教意識が働いたのでしょう。

 宗教儀式は通常、音楽や踊りを含みますが、
 死者の霊魂の存続という宗教的真理は定まっていたのです。





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最終更新日  2020年06月15日 05時00分07秒
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