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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2021年10月21日
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カテゴリ:認識の歩み


 ヘーゲルは、
 ゼノン(前335年~前263)こそが
 「弁証法」の創始者であると言います。

 「ゼノンの独自性は弁証法にあります。
 かれはエレア派の巨匠であり、
 エレア派の純粋思考を概念の自己運動たらしめ、
 学問の純粋な魂となした哲学者であり、
 弁証法の創始者です。
 これまでのエレア派は、
 「無は実在性をもたず、存在しない。
 だから、生成と消滅もない、」というだけでした。
 ところがゼノンは、
 同様に、存在に矛盾するものを仮定し、
 これを廃棄するのですが、
 無や運動が存在しないとはじめから主張するのではなく、
 理性の歩みに従って、
 あると仮定されたものがおのずと
 みずからを否定していくさまを示します。」

 それまでのエレア学派の哲学者のように、
 ただ絶対の「一」を主張したり、
 思考と存在との同一を主張したりするだけでなく、
 ゼノンは思考の運動それ自体を問題にしたのです。





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最終更新日  2021年10月21日 08時40分03秒
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