カテゴリ:認識の歩み
ゾロアスター教には ナオジョテと呼ばれる儀式があります。 入信の儀式です。 やがてキリスト教に取り入れられ、 洗礼となる儀式です。 ただ、ゾロアスター教では、 ローマ教会のような幼児洗礼はありませんでした。 7歳頃から15歳までが入信の期間で、 人間らしい判断力が身につき始めた頃に ナオジョテは行われました。 ゾロアスター教は、 世の中のことがまだよくわからない子どもに 宗教がわかるはずはない という考え方を有していました。 このあたり、 とても理にかなう考え方をする宗教だったのです。 ナオジョテの儀式の日、 受信者は清潔な肌着を身につけ、 新しい白い衣服を身につけました。 ゾロアスター教は、 清浄の象徴である白色を大切にする宗教でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月29日 05時30分06秒
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