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テーマ:小学生ママの日記(28586)
カテゴリ:長男のはなし
月曜日の昨日、長男が
「学校やだ!行きたくない!」
と言い出した。
どうも、月曜日特有の憂うつ感に襲われているようだ。 「休みたい~!」
先週もそうだった。
月曜日だけ嫌がり、 火~金は何事もなかったように登校したのである。
さて昨日、 なだめてもすかしてもおだてても怒っても ダメ。
結局パパが車で強制連行する。 が、これでは終わらなかった。
30分ほどして電話が鳴る。 お友だちのお母さんからだった。
「そうちゃんがランドセル背負って 学校とは反対方向に歩いてたよ。」
長男は駐車場で車をおりたあと、 教室へ行かなかったのである。
トボトボ歩く長男を目撃して わざわざ連絡をくれたのだ。
(やっぱり。) もしかしたら戻ってきちゃうかも、 と思っていたら予感的中。
時計を見ると、もう朝の学級活動が始まってる時間。 次男を連れてさっそく車で出動する。
すると、
長男は、もう家のすぐそばまで来ていた。
「あれ?そうちゃん、どうした~?」
今気づいた、みたいに、 しらじらしく聞いてみる。
「学校行かない。」
涙がポロポロ。
でも、ここで休んだら 毎週月曜日は休むって思っちゃうかもしれない。
「とりあえず行ってみようよ。」
半ば無理やり車に乗せる。
学校へ着いてラブリー先生(担任)のもとへ。
「どうした~?そうちゃん。」
長男は私に抱きついたまま離れない。 私は先生にコソコソっと状況を話した。
「かーちんがいい、おうち帰る。」
すると先生は、長男の背中をさすりながら 耳元でささやいた。
「先生が50数えるまで背中をさすってあげるから、 落ち着いたらさ、お母さんと先生と一緒に うさぎを見に行こうよ。 あさがおも見に行こうか。 そしたらお母さんにバイバイしようね。」
そう言うと、 先生は小さな声で「いーち、にーい」と数えながら 長男の背中をスリスリとさすった。
背中スリスリは1分ほど続く。
「落ち着いた?じゃあ行こう。」 「うん。」
3人で手をつないで 1年生が飼育しているうさぎを見に行く。
「かわいいね。」 「何匹いるの?」 「うーん、わかんない。」
なーんてことを話す。
次はアサガオ。 一人ひとりの鉢で夏に育てたアサガオが 今は枯れ枯れ状態で並んでいた。
「もうすぐタネが取れるね。」 「うん。」
そうして、 「じゃあそうちゃん、 お母さんにバイバイしよう。」 「うん。」
ぐっと我慢している顔だったけど、 それでもすんなりバイバイして、 先生と一緒に歩いて行った。
怒ることもなく、逆に 妙に明るく「おいで!」とも言わず、 何より、無理やり母から引き離すことをせずに、 先生は、長男を納得させて教室に連れて行った。
長男の不安な気持ちを、 ゆっくりと優しく落ち着かせてくれた先生、 感謝です。
先生が長男につきっきりの間、 教室で待っていてくれたお友だちにも感謝。
そして、心配して電話をくれたお母さんにも感謝。
温かい気持ちがありがたかった月曜日。
(今日(火曜日)は元気よく「行ってきまーす!」と 登校していきました。)
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