月山9合目 仏性池小屋
羽黒山頂からバスに乗り、月山8合目駐車場へは15時ぐらいにつきました。遊歩道を一周回ると2,2キロで70分、9合目までは2.9キロで100分、日没までには小屋にたどり着けるなと歩き出しました。遊歩道は殆どガスで何も見えません。ズンズン、9合目に向かって歩いていくと、下山する方々から、えーこれから登るんですかー。とか驚嘆の声を発せられましたが、こちらは、9合目までにしていますから、ニコニコと9合目の仏性池に泊まりますと返事をしてズンズン。色んな方々に出会います。親子、年配の夫婦、きっちりと挨拶が交わせていいですね。そして、いけどもいけどもそれらしい雰囲気は無く不安になっていたところ、可憐な花たちがお出迎えです。高度が高くなるほど、花たちが鮮明でした。やっとの思いで小屋にたどり着くと、小屋のアイドルのお出迎えです。本日の宿泊客は私一人でした。一人のためにジェネレーターを回し電気を起こし、飯を作って。本当に感謝です。しかし、9合目となると、テレビも無く、ラジオも無く,携帯は圏外で、こういうときのために「ハゲタカ」を携帯に録画していたのに、充電容量も無く断念。でも、ちゃんと汗を流せるお風呂はあり、水を大切に使いホットしました。だから、寝るしかないのですが、20時ぐらいから床に入っていました。こんなこともい久しぶりです。しかし、とっても貴重な時間でした。21時になるとゼネレーターも切ります。漆黒と風の音を聞きながら就寝です。このタダックスは、確か「ホット」という名前だったと思います。動くと吠えますが、近くに寄ると手をハグハグします。とてもいい子です。ここで、あの羽黒山の超人の原因を発見。なんと、あの石段でマラソンをするとか・・・この企画は?ですね。石段の幅も狭いし、あんな所を駆け上がって、駆け下りたら何人が救急車のお世話になるのだろう。と思いながら就寝。静寂はすごいですね。