☆乙女心にずきん☆

コートとブーツはさすがに試着をしてから買わないとね・・・と思いながら、お正月のセールを狙って京都まで買い物遠征したのですが、こういうモノは高くてもシーズン初めに探さないとダメですね。
分かっていたんですけど。「ひょっとしたら（掘り出し物が見つかっちゃったりして）！」なんてことは・・・やっぱりありませんでした(；´Д`)
今回、「のだめ」の洋服でアタクシ的に一躍有名（？）になったＹＯＲＫのお店を覗いてみました。
意外にものだめとはかけ離れたシックな店構え＆年齢高めの客層。よってお値段も若干お高め。
只今セール中でしたので、まあまあ手の届く価格帯になっておりました。
お得意様風のオバサマや母娘（←お上品な雰囲気）という客層が駅の地下街という庶民的な場所柄とそぐわないところが何とも面白く、「おっ！これは可愛い。」と思ったものは、大きいサイズしか残っていなかったりもしましたが、しっかりとパフスリーブの半そでニットと膝丈スカート（←もれなくチェック柄）を入手。チェックのスカートって・・・何着も持っているのに「この配色とカタチは持っていなかった」というだけで、また買ってしまった（ ゜Д゜）
お会計の時に「サイズは両方とも９号サイズでよろしいでしょうか？」と声高らかに確認されるので、これはサイズが豊富なオバサマ対策かしら・・・万が一サイズが上がってしまったらうつむき加減でコソコソと金を払うことになるのねぇと思う。こんな時の為にも、もうこれ以上肥えることは許されない。


一方、正月久しぶりに会った妹のしず（南海キャンディーズのしずちゃん似）はさらに横方向へ成長し、ホンモノのしずちゃんよりたくましくなってはいまいか？と心配になるほど。
一緒に夕食を食べに来た彼氏に
「こないだ仕事用とか言って、２万円のパンツ（←下着ではなくてズボンのこと）を３本買ってたけどさぁ、もうポケットのところがほつれそうになってたよね。」と不名誉な密告をされ、

「うっそ。パンツ１本２万円って高っ！」

「使っている生地が多いから高いんじゃない？ブフフ・・」

「しかしアンタ、紅家で唯一羽振りがいいねぇ・・・」

と、靴下ですら新調できずにヒトから借りている次女うのう（右脳だけで生きている）をノックアウトするのでした。
年末に入院騒ぎをしたうのうは「入院費が払えないかもしれないから、怖くてすぐに退院させてもらった」という。
姉妹間で既に「格差社会」。
「ワーキングプア（働く貧困層）ってまさしくうのうのことだよね」と、不憫に思うけれど（貸した金は絶対に返って来ないので）家族間で金銭の貸し借りはしない！と心に固く誓ってしまったからどうしようもないのよ・・・
たくましく生き抜いておくれ、うのう。
どうしても困ったら姉ではなく、アナタの倍以上の収入を得ている末っ子のしずを頼っておくれ・・・


そんな豪快な？しずの勧めで正月中に読まされた本。
　しかもナゼか２巻。

うちの３姉妹という人気ブログが書籍化したヤツらしいです。
「え～っ。育児日記とかそういう本って、まったく興味がないんですけど。」と拒否すると、
「この３姉妹、ウチと当てはまるところが結構あるから読んでみ！面白いよ。」
「例えばどこが？」
「長女が夢見がちでメルヘンなところとか、次女が超自由人で何を考えているか分からないところとか。」
「・・・メルヘンかね？そんなに。」（多少、夢見がちなところは認めるがね。）
「その歳になってずきん（人形）を持ち歩いている時点で十分メルヘナーだと思うよ。っていうか、ホントに怖いんですけど、その人形。」
「ほ～。やっとずきんの名前を覚えたんだ・・・そのうち愛着出てくるよ」
ずきんの前髪を手櫛で整えると機嫌が良くなったずきんが「パンツの生地が二倍～♪値段も二倍～♪ケケケ・・」としずの方を見て笑っている。
「何か、ずきんに言われるとムカツク。まあ、この本読んでみなよ・・・」

読後。
「あ～なんとなく３姉妹の共通点、分からなくもないけどさ。三女の共通点は『何でも食べちゃうところ』だね」(〃｀ー´）