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テーマ:ニュース(100000)
カテゴリ:時事ネタ。
父の日に紅家ではどんなサプライズが行われていたのか、気になって仕方がないアタクシはとうとう電話をしてみました。
「ニュースで言ってたんだけど、ちょうどウチラの年代も年金番号が2つあるかもしれないんだって!学生の頃の国民年金と就職してからの厚生年金!今さらだけど、アタシが学生の時、年金払っていてくれてたよね?」と、母上に軽く(?)ジャブをかます。 「もちろんこっちでちゃんと払ってたよ。しっかり通帳から引き落とされてたし。それにウチは結婚した昭和47年当初からそういう領収書は全部ノートに貼り付けて取っておいてあるの!何も心配はいらない。」 頼もしい限りだわ・・・母上。しかし、ウチの親が結婚したのって昭和48、9年あたりだったような気がするのよねぇ。 昔、両親が結婚した年とアタクシが生まれた年が同じという事実が発覚して、「もしかして長女のあたしゃ『できちゃった子供』なのではあるまいか・・・」と勘繰ったことがあるもの。 まぁ、そんな細かいことは気にしないのがO型ファミリーの紅家だ。 「そんなことよりも、聞いた?」 受話器の前でほくそ笑みながら「何が~?」とすっとぼけてみる。 「父の日の話!」 来た!来たねっ 「あぁ、何か素敵なプレゼントでも届いたかね。」(〃`ー´)クックック・・ 「六本木ヒルズに行ってきたのよ~♪」 「・・・えっ!?全然聞いてない」 その日、母上がどうしても見たい作品展があって、両親は六本木ヒルズに行くことにしていたらしい。 そこに突如、三女しずから電話がかかってきて、「今から家に行こうと思ってたのに・・・」と言っているので、面倒だから「じゃあ一緒に六本木に行く?」と聞いたところ、ホントにくっついてきたという。しかも彼もセットで。 「ウチはお金がないわけじゃないけど、老後のたくわえが必要だから鈍行(普通列車)で行くよ!」と断言すると、 「え~っ!しずは最近新幹線しか乗ってないから、あんな遅いスピードには耐えられない・・・アタシが特急券代出すから、みんなで新幹線で行こう!」ということになった。 相変わらず、身も心も懐も「太っ腹」なヤツ。 アタクシなぞいまだかつて東京⇔群馬間の新幹線移動をしたことがないわ。いや・・・冗談ではなく東京駅の上越新幹線乗り場がどこにあるのか分からない( ゜Д゜) 自慢ではないけれど、東海道新幹線乗り場なら(人にぶつからなければ)眼をつぶってでも(?)たどりつけるほど慣れているのに。 果たして六本木に到着した紅家一行プラスしずの彼はとりあえず昼食をとることに。そこへ食べ物のにおいを嗅ぎつけた次女うのうがひょっこり現れたという。 相変わらず寝起きのような顔&格好をして「あぁ~お腹すいた」と六本木の街に登場したらしい。 母上はせっかくヒルズまで来たのだから、洒落たイタリアンでも食べたかったのに、しずの独断で回転寿司になってしまった。 なぜ?何ゆえ六本木で回転寿司なのっ? その場にアタクシがいたら断固として反対だわ! しかしその後、父上タカシ(細川たかし似)としずによって築かれた寿司皿タワーズを見て、その選択は間違っていなかったと納得した母なのであった。 「あの子(しず)が全然食べてないって言ってるのはウソだね。あの食べ方を見たら、あの体型が出来上がるのも納得だよ。」 「本人は仕事が忙しすぎて食べるヒマがないって言ってたけどね。知らないうちに何かしら口に入れてるんだと思うよ。でなければ、認知症の疑いがあるぞ。」 「それにね~彼がまたマメによく動くのよ。「しず。飲み物買ってこようか!」とか「電車の中で食べるヤツ」とか言って、あちこちから食べ物やら飲み物を調達してくるわけ。」 「しずの彼氏って、マメな人ばかりだったね・・・それであんなにも大きく成長して・・・」 絵画展鑑賞を終えた一行は絵葉書やご丁寧にアタクシの土産も買い、美術館を後にしたのでした。 歩きつかれて、ノドも乾いたということで「六本木で有名な高級チョコレートを扱っているカフェ」とやらに入ったという。そこでもしずは大量のチョコレートを「会社用」との面目で購入していたという。 優雅に(?)コーヒーなどを飲んでいるときに、サプライズが起こったのだそうだ。 「来年の夏に結婚しようと思うんだよね~。実はもう軽井沢の教会も予約してある。」 よく家に遊びに来ているのですっかりお馴染みではあるが、最初から何で彼が付いてきてるのかしら?と疑問に思っていたのも腑に落ちたらしい。 というか、ちゃっかり式場云々の予約までしてあるとは、さすがの親も驚きだ。 「しずのことだから、何かしらやるとは思っていたけど。末っ子らしいと言うか・・・ところで、ずきん姉は福井から来るだろうから当日は軽井沢のホテルに泊まりたいって言ってたらしいじゃない?すいぶん話が進んでいたことで。」 「ハハ・・・。しずの話によると、すごくいい所らしいからさ~。いいじゃないか、一泊くらい。軽井沢観光だってしたいし~」 「あんたもちゃっかりしてるわね。」 「でもさ、それまでにしずが痩せられると思う?あのままだとすごくデカい花嫁になるよ。」 「ママも『少しはダイエットしないと着られるドレスがないわよ!』って、注意しておいたところなんさ。」 と、そこへ父タカシが仕事から帰ってきたようだ。 「ど~も、父の日には甘いモノを沢山ありがとう。も~糖尿病になりそうさね。」 しず、何を大量に贈ったのかしら?後で聞いてみよう・・・しかもタカシよ、まさか欲張って独り占めして食べているのではないだろうね。 「どういたしまして(←アタクシは何もしていませんが)・・・話聞いたよ。六本木に行ってきたんだってね。」 「パパは都会には慣れてるからさ。みんなの案内役で大変だったよ。」 「ふん。ママのほうがよっぽど会合やらコンサートやらでちょくちょく上京しているじゃないかっ!しず、結婚するって話、聞いたでしょ?」 「そうそう、うのう達を待っていようと思ったんだけど、いつまで待てばいいのかキリがないから先にやっちまうことにしたってさ」 「ははは・・賢い選択だ。」 「じゃあ、仕事から帰ってきたばかりでノドがカラッカラだから電話切るよ。ビ~ル、ビ~ル・・・」 娘の結婚よりも己のノドを潤わせることのほうが重要らしい。 そんなワケで、アタクシは来年の夏も見越して先日都入りした際に「夏のおよばれ用素敵ワンピース」を購入していたのです。 2年分の衣装代を一気にまとめて、清水の舞台から飛び降りたのでした。 舞台(=値段)、そんなに高くなかったと思うけれど、来月のカードの請求書が恐ろしいわ((゚゚((Д))゚゚))ガクガク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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