|
テーマ:マンションの研究(504)
カテゴリ:マンション
東京都江戸川区にあるマンションの立体駐車場で01年8月、保守点検中の男性が死亡した事故で、駐車板を操作したマンション点検・管理会社の男性従業員(58)が不起訴とされた処分について、東京第一検察審査会は「業務上過失致死罪で起訴相当」と議決した。議決書は2日付で、東京地検は再捜査を迫られる。
議決書によると、死亡した男性は駐車場地下の点検作業中、下りてきた駐車板とコンクリート地面に挟まれた。東京地検は「駐車板が下りるまで約15秒間あり、逃げることができた」などとして、従業員を03年11月に不起訴処分とした。 しかし、同審査会は「操作前に被害者に声もかけず、目で見て確認もしていなかった」と指摘。 「過失の程度は重大で責任も大きい」と判断した。 同時に不起訴とされた上司については「安全対策は十分ではなかったが事故を招いたとまでは言えない」として「不起訴相当」と議決した。 (gooニュースより) ●コメント 私は以前、マンション管理会社に勤務していました。 あるマンションの管理員さんが機械式駐車場の下を掃除していました。 安全装置はあるものの、いかにも危険です。 せっかくの意欲と気遣いでしたが、今後は掃除はしないでくださいと言いました。安全はすべてに優先するのです。 マンションの機械式駐車場は、機械の仕組みを理解しないまま操作することが多くなりがちです。当然、事故の危険は高まります。 新築からしばらくはよいのでしょうが、段々、センサーも不具合が出てくるでしょう。本当にどこに危険が潜んでいるかわかりません。 機械である以上、故障もします。ですから、普段から注意して使用しなければなりません。 まして、点検に来たとなれば、プロであるわけですから、それくらいのことは知っていて、当然だと思うわけですが、これが間違いです。 私の勤務する駐車場でも、まったく仕組みを知らないままの人間がいます。 教えても理解できない人間もいます。徐々に排除されていきますが、その時に当たってしまうお客様もいるわけです。 今回の加害者にあたる点検者がどの程度の力量の人であるか、しりませんが、機械に近寄る人がいたら、注意をすべきです。たとえ、どのような事情があってもです。 命はたったひとつ。 こんな簡単なことを理解できないままではどうしようもありません。 社員教育以前の話ですが、どうやら教育の必要性があると判断するしかありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月10日 20時18分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[マンション] カテゴリの最新記事
|
|