お前らさえ居なければ
あるブログを読んで思い出しました 「あんた本当にお父さん(私の父)のこと嫌いなの」 魔女に訊かれたとき返事をしませんでした。その当時は、私が家をでて依頼30ぶりに再会した父を特別養護老人ホームから出してKN川県のY市で同居していました。 介護の日々は5年目に3度目の梗塞から肺炎を併発しおわりました。魔女と二人で納骨の帰り訊かれたのです。私が家を出る少し前に両親は離婚していたので葬式には母は居ませんでした。ウチに居ない父の話になるたびに「お前らさえ居なければこんな家、とうに出ている」母がそういうたびに私も弟も「父さんがきらい」といっていました。母はそのことを知らないといいます 「おかあさんの機嫌をとるのにお父さんのことを嫌いって思い込もうとしてたんじゃないの」 魔女のいうとおりです。