川崎病
2月末から体調を崩し気味だった娘。3月になっても三寒四温が続く頃は微熱が出たり喘息の発作が断続的に出たりが続きました。3月末に時期外れのインフルエンザを発症してこれが最後かと思ったら、そのまま容態が悪化。血液の炎症反応が異常に高いとのことで大きな病院へ行って再検査、即入院となりました。抗生物質を点滴で入れても熱は下がらず体中が痛いと泣き続ける娘の耳の下は腫れっぱなし。おたふくで炎症反応はこんなに上がらないし腫れ方も少し違うと検査が再度行われようやく川崎病と診断されました。川崎病には特有の症状がいくつかあります。目の充血や体の発疹、手足が腫れたり、手のひらや足の裏が赤くなったり。喉の粘膜の炎症、イチゴ舌の症状。首の下のリンパ節炎等が典型症状だそうですが娘はそれら症状が余り認められず唯一顕著に出たのが高熱とリンパ節炎でした。川崎病を一言で説明すると全身血管の炎症を起こす病気。発症原因は未だに不明、乳幼児の発症が多いそうです。最も怖いのが、炎症を起こした血管に瘤が残って血液の流れを止めてしまうという症状だそうです。特に心臓へ酸素や栄養を送る冠状動脈にその後遺症が残ると血流を塞いで心筋梗塞を起こしてしまうのが最悪のケース。その為に血液をサラサラにする薬の服用を続けるエコー検査等で冠動脈瘤の有無をチェックするが必要になってくるので、検査はこの先2年続くようです。治らない病気ではないけれども後遺症やその場所によっては命にも関わるというのですから必要以上に怖がる必要は無くても用心しなければなりません。2週間の入院生活を送り、先日退院しました。4月半ばに行われる最初の検査で問題がなければその後は保育園にも普通に通えるようになるみたいです。付添いが出来ない病院だったので通い続けた疲れと娘が無事戻ってきた安心とで、今は何もする気がせず溜まった疲れを少しずつ解消しているところです。本当に娘帰宅翌日は、体中が筋肉痛を起こして歩くのも辛いという情けない状況。年を取ると筋肉痛は遅れて来ると言いますが気が張っていた為に、筋肉痛にも気が付きませんでした。しばらくは娘の自宅療養も続くので、またブログは休みますが楽天ブログのコメントやトラックバックの性質の悪さや広告が次々にリンクされる状況に少々うんざりしているので閉鎖や移転も一緒に考えようかと思っています。今年から主人も「藤原屋台村」という屋号を正式に申請したので改めてHPの仕切りなおしもいいかもしれません。まだ落ち着いて考える余裕が無いので、結論を急がずゆっくり検討しようと思います。ようやく春本番。大変だったけれど色々と考える良い機会を与えられました。皆様も良い春を迎えられるよう、心からお祈り申し上げます。