カテゴリ:自由欄
一本桜さん 開花しました。
凄いですね 朝も早くから もうこんなに花見客が! 昨年は、3日しか咲いていませんでした。 山桜さんですから、花ビラが、一重なんですね だから・・・ ちょつと強い風吹くと いっきに 葉桜になります。 「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」 幼くして父母を亡くした若松麿が出家を願い出、剃髪しようとしたそのとき、いたいけな姿を見守る周囲の一人が「時間も遅いし明日にしてはどうか」という言葉に対する返答だった。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」 明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれない。
「人の心はいつ変わるとも知れず、せっかくの決意も一夜で霧消してしまうかもしれません。どうぞ情けはお捨てになって、髪を剃ってください」 幼き若松麿の心の声が聞こえてきそうだ。 9歳とは思えない覚悟である。
「明日でいい」と思っていたら、機を逃してしまったということはよくあること。 先延ばしすることで、そのときの気持ちは薄れていく。 「明日」は「いつか」になり、「いつか」は「永遠に」…ということもある。
思い立ったが吉日。 良いことも悪いこともその日のうちに。 だからこそ、新しい明日があるのだ。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」という、ガンジーの言葉が甦る。
花は散る。 思い残さず愛でておこう。 その根が確かならば、やがて新しい花は咲くのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.26 11:20:30
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