美味楽食

フードショウで花わさびを見つけた。
野菜の旬がわからなくなるほど、いつでもなんでもある昨今、花わさびのツンとした辛味は貴重な春の味。
縮こまった冬の体をぴりりと刺激する。

この辛味を出すのに、ひと手間かかるのだ。
塩でもんで１時間ほどおいて、さっと湯に通し、冷水に落として水気を切って密封する。
３０分もおけば、つんとする辛味が出てくるってわけ。

今日はこの花わさびと、試作の残りの黄味あんをあわせて。
やさしい甘さのあんとぴりりの花わさび、なかなか楽しい組み合わせ。



ごはんは、うるち米にもち米を混ぜて、節分の残りの豆を加えて炊く。
もっちりして、いり大豆の香ばしさもあいまって、なかなか美味。
洗練された味ではないけど、ほっとする美味しさかな。

その他に、
豚肉とエリンギの炒め物。ラー油風味でこちらもピリリ。
銀杏がんもと菜の花の煮物。
ジャガイモとわかめのお味噌汁。

いつものふつうのうちごはん。