カテゴリ:文化財保護課
こんにちは。
お茶好き&歴史好き&焼物好きの薺(なずな)です 時計を横目に、せかせかと働く私たちにとって 「時間」って大事なものですね。 そこで、ふらりと近江神宮へ。 【近江神宮なのだ】 近江神宮って「時」と深~い関わりがあるのですよね~。 ご存知でしたか? ごくごく簡単に説明しますと… 667年、中大兄皇子(天智天皇)が飛鳥から大津へと遷都 ↓ 672年、壬申の乱を経て、都は再び飛鳥へ (大津宮は廃されたようです…) ↓ 中略 ↓ 1940年、天智天皇奉祀神社の請願がかない、 大津宮にほど近い所に近江神宮が創建されました! (祭神は天智天皇なのだ!!) ★天智天皇は皇太子の時、660年に飛鳥で漏刻(=水時計)をつくり 671年4月25日(旧暦)に大津宮にて漏刻をつくり、 時を知らせたことにちなんで、 旧暦4月25日を新暦になおした6月10日を「時の記念日」とし、 天智天皇を祀る近江神宮にて「漏刻祭」(=時のお祭り) をするようになったそうです 近江神宮、深いわぁ… 【これが近江神宮の漏刻】 来る6月10日は近江神宮にて「漏刻祭」が執り行われます。 各メーカーの時計新製品を御神前にお供えし、時計の歴史の進展を奉告したり、 祭典では女人舞楽「原笙会」による舞楽の奉納があったり 祭典の後には、時を守る会による「時を守る標語」入選作品の発表と入選者の表彰、 時を守るクイズの抽選会が行われるそうですよ。 近江神宮ホームページ http://oumijingu.org/ 「6月10日に漏刻祭ね…」 とスケジュール帳にメモしつつ近江神宮を出て南に歩いていきます。 つづく… (教育委員会 文化財保護課) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.06 09:07:23
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