というNHKのドキュメント先日見たんですが、とてもよかったです。
「ヤンキー母校に帰る」の義家先生への質問をしながら
余市にある光星学園をおったものでした。
ひきこもり、退学者、進学校の脱落者、
ほかにも特別な事情のある学生によって構成された学園です
全寮制で日本各地から学生があつまってくるのです。
もちろん、この学園の特殊性がある
ここの教師がやっている取り組みが普通の高校にあてはまりにくいというか
受け入れがたいものもあります
ですけれども、
普通の学校の先生があきらめてしまっている部分を
突き詰めて、将来教育の結果として花咲くようなことをしているような
希望をもって教師集団が奮闘しています
TVを見ていない方、本を見ていない方は
すこし、何を言ってるんだかという感じになってしまいましたが
このテレビ番組のタイトルがよくできていて
「転べ、そして立ち上がれ」というのは
生徒を社会から遠ざけたり、建前のような通説、目標、生きがいのような
ベクトルを一方的に与えるのではなく
これから完璧に社会の一員となることを意識して、
自ら生きるための、歩いていくための失敗などを積極的にさせることをしています
スキーでもそうです、まずは転び方を覚えるはずです
上手く止まって、事故を避けて、また滑り始めればいいのです
でも、滑りやすいところ、できることだけを伸ばしていく
周りからできることだけを認められて、いざ上級コースにいきます。
上級コースで滑り始めたら、実は滑りにくいところだらけです
できることだけやっていたら、どんどん加速していきます
そんな中、何とかバランスをとりながら転ばないように転ばないようにしています
しかし
突然のアクシデントに対処できなくなり、転ぼうとしますが
転び方がわかりません、そして大惨事が起き、ある人はそのまま再起不能です
社会という名のコースに出たら、誰も自分のことをしかってくれる人はいません
本気で自分のことで心配してくれる人は少ないものです
転んだ自分を引っ張って立ち上がらせてくれる人はいません
大抵は自分で立ち上がって、早く滑り始めろって!!どやす人でしょう
いっぱい転べば、立ち上がるのになれている
だからいっぱい失敗したやつってのは
ある意味一番強いのかもしれません。
失敗したことを納得いくまで受け止めてね
立ち上がり歩き始めればいいのでしょうね。
2004/06/07(Mon) 23:28...No.2