もはや「期限」なんてものすら設けられないけれど・・・
このブログを開始したのは、タイトルにある通り47歳の時でした。その頃でさえ、「もはや残された人生は僅か!」「同世代はそろそろ人生の幕を下ろす筋書きに入った。」などと感じていたもんです。その後、50歳になり60歳を超え、今や64歳になってしまいました。節目節目に思うことは、「ああ、あの頃は、もう時間がないとか 残りの人生あと僅か・・・なんて思ってたけど 常に、その時その時なりに、時間もエネルギーも まだまだ残ってはいたはず。」そう、何歳になってもどんな時でも常にその時が「この先の人生で最も若い!」わけです。私が47歳の頃「人生残り僅か!」なんて感じてた頃に生まれた子供たちが今年既に高校2年生の年で、来年は受験なのです。つまり、「人生残り僅か!」と嘆いてから17年も経過してしまいました。この間、まっさらな状態から始めてたとしても来年にはきっちりと受験生と同等に勝負できるだけの時間が有ったわけです。18年も嘆いてる暇あったら何事かを成就できる・・・ってこと!(もちろん、小学校~中学校~高校と通う少年少女と 仕事して借金返済せねばならぬ身とでは 同等には語れませんが・・・)時折、過去の日記をランダムに読み返したりして、その当時のエネルギーを反芻したりしています。2012年3月24日「問わず語り(問われ語り?) ~(前編)~」2012年3月25日「問わず語り(問われ語り?) ~(後編)~」この頃は、自分でも「何のために受験するのか?」「いつまでやるのか?」が大きな課題となっておりました。この時のコメントをくれた方も仰っていますが、「期限を切る」というのが、先の見えないプロジェクトを推進する上では大切な要素だと思います。この時は、「期限を切る」ということは頭には無く、その後の人生設計も確たるものは有りませんでした。この後、再度就職をして勉強時間をほとんど捻出できずに6年余り・・・60歳を前に凝りもせず福祉施設を立ち上げ、何とか今年で丸5年・・・どうにかこうにかメドが立ってきたところです。その間、大きな手術を2度、更に「腹膜透析患者」という状態になってしまいました。それこそ、「期限を切る!」どころか果たして後何年机にかじりつくだけの体力を維持していけるのか?というような状況に陥ってしまっています。ま、所詮人間なんて「いつ」「どこで」「どうやって」死ぬかなんて自分では決められませんし、47歳の時だって、今だって、はたまた20歳の頃だって、いつ死んでたか、なんてわからないし、今まで生きてこられたのも「ラッキー」だっただけのような・・・そうなると、どのみち、この先「期限を切る」なんてのはあんまり意味が無いし、かと言って、今の仕事を疎かにできるもんでもないし・・・「期限」ではなく、「枠」を決めよう!どうせ1日の内30分(準備と片付けが有るので実際は20分)×4回は「透析液交換」の為、じっとして椅子に座っているのだから今までみたいに本を読んだり、マインドフルネスもどきの状態で過ごす代わりに、この時間だけでも集中してまずは、物理からもう一度叩き直しますか・・・何やかやで、ここ数年は「センター試験」も・・・おっと!そう言えば、「共通テスト」ってのに変わったんだっけ。しかも、科目によって出題範囲が変化してたりいろいろと変わった点があるようで・・・兎にも角にももう一度、物理、数学あたりから受験生レベルにまで戻して、まずは数年ぶりに「センター試験」「共通テスト」受験!ここから再スタートいたします。「Give Up」するぐらいなら一からやり直すぜ!最終的に目指すは、今でも「個人総合優勝」ですが、とりあえずは、「種目別優勝」として、物理、数学の満点を目指します!