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カテゴリ:作戦
今朝「ベストキッド」を見た
というのも手伝って、日頃漠然と感じていた事が 何となく頭の中で「絵」になったので 忘れないうちに「言葉(文字)」にして 書き留めておきます。 私の信条は 「成せばなる 成らぬは 人の成さぬなりけり」 です。 人生、たいていの事は、 やれば出来る! 出来ないのは、 本気でやろうとしてないから! だと自分に言い聞かせています。 ※勿論、私が次のオリンピックで、北島や、ボルトに勝つ! という「肉体的」な事は、別の話とします。 (脳科学や運動生理学の進歩は、 将来これさえも克服するかもしれませんが…) 勉強を含めて、何かを習得するには 日々の鍛練が不可欠です。 勉強も習い事も(スポーツも…ですが、) 「プラクティス・メイクス・パーフェクト」 日々の鍛練の積み重ねが結果となって現れます。 さて、私がこの歳になって「本気で」 医師になろうと決意した事は 前述の「北島やボルトに勝つ」 という事に比べれば、遥かに現実的で有る事は 異論がないと思います。 医師になる為の分岐点は、 「医学部合格」です。 年齢制限が無く、何度失敗しても 一回合格すればOK という条件下であれば どんな試験でも、ひたすら知識を蓄積すれば、 いつかは「及第点」に到達するはず… という理屈です。 まぁ、実際は勉強するそばから どんどん忘れて、「蓄積」とは行かないし、 事実上、多浪生(何年も浪人してる受験生) は、はなから受け付けない大学も有るようで 理屈通りには行きませんが… 本題に戻って… 知識を蓄積して試験に臨むのは 「壁のペンキ塗り」に似ていると思います。 壁の大きさは、試験の難易度です。 ペンキの量と種類は蓄積された知識。 壁の状態(ペンキの塗り易さ)は、得手不得手。 壁の汚れも落とさず、いきなり 一種類のペンキを、そのまま塗りたくって それで何とか体裁が整う小さな壁も有れば、 しっかりと汚れを落とし、 綺麗に表面を研摩して、 何種類ものペンキを揃え、 下塗りをして、何度も重ね塗りをする… 手を抜くと、ムラが出来たり、 はじいて色が抜けたり、 下準備が悪くて、乾いたらひび割れしたり… そういうのが、所謂「難関」と呼ばれる試験です。 手を抜くと 壁の仕上がりも、知識の蓄積も すぐに化けの皮が剥がれます。 大きな壁だからこそ しっかりと下塗りをして、 薄くても丁寧に何度も重ね塗りをする。 一夜漬けで合格した試験は、 合格証や免許証は手にしたけど ほとんど忘れてしまってる。 合格証や免許証が目的の試験はそれでも良いですが、 小手先の付け焼き刃では太刀打ち出来ない試験は、 やはり時間をかけて、しっかりと 剥がれ落ちないように色を塗らなければ、 大きな壁と同様に、綺麗に仕上がりません。 そんなイメージで、今夜も少しずつ 大きな壁の下塗り(汚れ落としの段階か?)を 続けます。 ベストキッドの「ミヤギさん」の あ~っぷ、だう~ん わぁっくすお~ん、わぁっくすお~ふ が心地良く聞こえてくるようです。 映画を見た事ない人には 「何のこっちゃ?」ですが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月22日 00時30分03秒
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