テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:恋愛について
「大変! もうすぐクリスマス。」 私は、今日一日、クリスマス準備にかかっていました。 お昼から夕方までは、郵便局に一番近いスタバに行き、 ずっとクリスマスカードを書いていたのです。 郵便局は、いくつものパッケージを持った人達で長蛇の列。 私のようなラストミニッツの人が多いのね。ほ。。。 私もブランの家族や知人に送る、ギフトの箱をいくつか 持って列に並ぶことに。 「必ずクリスマスまでにお届けします。」 というスタッフの声が聞こえてきて、私も安心した。 郵便局の中に入る前、私より前を歩いていた男性が私に気付き、 ドアを開けて先に通してくれた。 "Thank you." 中に入って列に並ぼうとすると、ちょっと、 一秒差くらいで私の前に並んだ男性が、 「重いでしょう。」 と私を先に並ばせてくれた。 "Thank you." こういうところは、本当に女性に対するマナー先進国ですよね。 「男子たるもの紳士であれ。」の理念が根付いてるのでしょうか。 もちろん、そうじゃない人もいますが。。 個人によるところが一番大きいけれど、欧米の中でも、 やはり、イギリス人は紳士なのでは、という印象があります。 その紳士という定義の中には、いつも落ち着いてて、 あまり感情をあらわにしない、というのも含まれます。 私がパリにいた時に、荷物を預かってくれて、かつ イタリアに同行してくれたTちゃん。 読んでいない方、詳しくはこちらです。 私を最も愛した男 ~ L'amour fou ~ 彼女はあの後結婚して、今でもパリに住んでいます。 優しいご主人と二人、とても幸せそうです。 さて、私がロンドンに滞在中、Tちゃんが一度 週末に遊びに来てくれたことがありました。 私の下宿に泊まって、一緒にイギリスを散策。 日曜の夜、彼女のパリ行きのユーロスターの出発まで、 1時間くらい待ち時間があったのですが、 もう夜も遅かったので、駅構内で人間ウォッチングを することにしました。 出発のホームが見渡せるカフェで、お茶を飲みながら。 その時、面白い光景が目に入りました。 遠距離カップルが、次から次へと現れては別れを惜しみ、 片方がユーロスターに乗り、去っていく。 全て白人同士のカップルでしたが、私達が推測したところ、 2組のカップルに分かれることに気がつきました。 カップルA: 男性(イギリス人)、女性(フランス人)のカップルで、 女性(フランス人)がロンドンを去るほう。 カップルB: 男性(フランス人)、女性(イギリス人)のカップルで、 男性(フランス人)がロンドンを去るほう。 この2組、お別れの際の反応が全く違うのです。 * 国籍は、見た目、彼らの服装、僅かに聞こえてくる言葉の アクセントから、私達が判断しています。 カップルAの場合は、 女性(フランス人)のほうは泣いていますが、男性(イギリス人)は 軽くハグして、キスして、結構あっさりとしている人が 多かったのです。 一方、カップルBの場合は、 男性(フランス人)がロンドンを去る時、ユーロスターに 乗る直前までべったり、人目もはばからず、濃厚で激しい キスに熱い抱擁。全くもって、二人の世界。 カップルAとはまるで雰囲気が違うのです。 アングロサクソン系男性と、ラテン系男性の違いなのかな。 濃厚なキスシーンを見ても、何とも思わなくなっていた私達ですら、 ひぃ~~~!!!! とのけぞり、まるでオバサンのように、いえ、小学生の子供のように、 カップルB達を、じーーーっと見つめてしまいました。 わたし的には、カップルBのような関係が理想でした。 互いのパッションをぶつけ合うような激しい恋愛。 でも、何故か結婚したのは、アングロサクソンのほうで、 まさに今、カップルAのような関係だと思います。 でも、仲はとてもいいです。私もブランも、お互いにそれほど 感情をあらわにするほうじゃないし、二人ともクールに見られ がちなんですよね。 でも、内心は情熱を秘めているような、そんな私達なのです。 国際恋愛・結婚の人気blogランキングに参加しています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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