テーマ:猫ばかっ!ですぅぅぅ♪(518)
カテゴリ:私達のペット
相変わらず猫のことで頭が一杯の私。 ロサンゼルスの日系の本屋さんで、こういう雑誌を見つけて つい買ってしまいました。 猫の写真が満載なのだけど、文字が少なくてあっという間に 読み終えてしまい、結局はまた猫に関するウェブサイトを 読みまくってしまって、メールの返信とかは後回し。 困ったものです。 さて今日は、そのうち猫ブログと化しそうな、 私のキャッツ・スタディ・レポートです。 私達が予約した子猫は、 ブリーダーさんは『シルバー・ペルシャ』と呼んでおり、 チンチラ・シルバー(色が薄めのシルバー)と シェーデッド・シルバー(色がやや濃い目のシルバー)の 中間くらいの毛の色になるそうです。 イギリスでは、どちらもチンチラ・シルバーと呼ばれ、 日本はブリーダーさんによって分けている場合もあれば、 一般の人の間ではチンチラ・シルバーもシェーデッド・シルバーも 両方チンチラ・シルバーと呼ばれることが多いそうです。 チンチラは、基本的にペルシャ猫にシルバータビーという 縞模様の猫を交配して作られたそうで、 その猫の先祖によってお顔は実に様々。 どの猫も、同じ種類でも多少は顔が違うのだけれど、 特にペルシャは、猫によってかなり顔が違うと思いませんか? 大きく分けると以下の2つに分かれるようです。 Aタイプ ↑白いペルシャ猫 ↑チンチラシルバー (Webより、勝手にとってきました。) アメリカでは、ドールフェイスとか、トラディショナルフェイスと 呼ぶそうです。日本では何て言うのだろう。ペットタイプの猫? お鼻が長くて、普通の猫ちゃんにより近い顔。 実家で昔飼っていたペルシャも、まさにこのタイプ。 日本にいるペルシャは、こちらのほうが多いそうです。 Bタイプ ↑白いペルシャ猫 ↑チンチラシルバー (これもWebより。いずれもショーでベストキャットに選ばれた猫達です。) こちらはエクストリームフェイス、モダンフェイス、 ピークフェイス、ウルトラフェイス、フラットフェイス等と呼ぶようです。 日本ではショータイプと呼ばれるのかな? もちろんBタイプのお顔をしていても、必ずショーで通用するとは 限りませんが、このタイプの顔のペルシャは、 被毛が長く、毛ぶきのいい猫が多いみたい。 キャットショーはいわゆる猫界のミスコン。 チャンピオンになれる猫は、人間が、 『この種の猫はこうあるべき!』とスタンダードを決めて、 よりそのスタンダードに近い猫、 いわゆる猫界のグッドルッキング、美猫の猫ちゃんなのです。 その猫界の美猫、ペルシャ猫の顔の場合、 頭が大きく丸め、頬はふっくら、耳は小さく離れている、 目が大きく丸く、首は太く短く、そして鼻は短いほうがいいと いう感じです。つまり、Bタイプのお顔。 こういう、ショーで活躍できるスタンダードなペルシャに 近づけるため、特にキャットショーが盛んなアメリカでは 1980年くらいからペルシャ猫が計画繁殖され、より迫力のある 顔をした現在のペルシャに品種改良されていったようです。 理想に近い猫同士を交配させて、より理想に近い猫を 次々作り出した欧米の人達。よって、アメリカのペルシャは ほとんどがBのタイプの顔をしています。 シャムとペルシャのMixのヒマラヤンも、今では ペルシャの顔をしたヒマラヤンが増えてきています。 (こちらも、キャットショーのベストキャット。) こういうヒマラヤン同士を交配していても、 5世代に一度はペルシャと交配をしないと、 シャムのような顔に近づいてしまうそうです。 というわけで、 Bタイプの猫のほうが、恐らくアメリカ人好みなのだろうと 思っていました。 でも、私が見つけたWebによる一般人の人気投票によると、 Aタイプの顔を好む人78% Bタイプが好みの人22% という結果が。 なんだ、そうだったの 実は、このペルシャ猫の顔のタイプをめぐって、様々な論争があり、 キャットショーのために、品種改良をすることを 批判しているウェブサイトも見つけました。 なんでも、Bタイプのほうがお鼻が短い分、涙が出やすかったり、 呼吸器系の病気になりやすかったりする問題があるそうです。 それでイギリスでは、頭が小さくて、耳が大きくて、 お鼻の長い、白い長毛のアンゴラ猫をペルシャにかけあわせて、 Aタイプのペルシャ猫を増やそうとしている ブリーダーもいるようです。 それに対して、「鼻の長い猫なんて醜いわ。私はつぶれている顔の ほうがずっと可愛いと思うわ。鼻の長い猫だって、涙の出易い 猫はいるのよ。」 という、かなり強気な書き込みも見ました。 まあ、他の人の飼っている猫を批判しないで、 単に自分の好みの猫を飼えばいいのだと思います。 かくいう私は、実はAタイプのほうが好みです。 それに、キャットショーに出すつもりはないので、 スタンダードから外れていても全く構わないし。 しかし、、、 日本ではAタイプのほうが主流なのに対して、 アメリカのペルシャ猫はほとんどがエクストリーム フェイスタイプのようです。 アメリカでペルシャは非常にポピュラーで、多くのブリーダーさんが いるのですが、ほとんどがBのタイプ。 Aのタイプのペルシャは、ミズーリ、ウィスコンシン、オハイオなどの 中西部、フロリダ、テキサスなどの南部に数が多く、 西側では、私が探せたのはコロラドとサンフランシスコの2箇所くらいでした。 私達の住む南カリフォルニアでは、Aタイプのブリーダーさんは見つ けられませんでした。 Bのタイプなら、南カリフォルニアだけで20軒くらいあるのですが。 さて、気になる金額は、、、、、 Aのタイプは実に様々です。 安いところは500ドルから、一番高いところが2,500ドルまで。 でも500ドルという所はほとんどなく、 だいたい1,000ドルから1,500ドルくらいでした。 ドールフェイスの顔の猫ちゃんのほうが数が少ないせいか、 ドールフェイスであることを強調して、2,500ドルと やや強気で値段設定しているブリーダーさんを結構見かけました。 Bのタイプはだいたい相場が決まっていて、 600ドルから1,500ドルくらいまで。 性別、年齢、色、模様、血統によってばらつきがあるものの、 比較的Aのタイプより値段が安定していて安めです。 この値段設定、もしかしたら日本と逆なのでは? (日本のブリーダーさんは調べていないので、定かでは ないのですが。) さて、生後4日で目も開いていないうちに予約した 私達の子猫はどういう顔になるのでしょう。 近日中に、先日撮ってきた写真をお見せします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 25, 2008 08:49:30 AM
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