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* 本日の借り出し本 *
・三浦しをん『人生激場』新潮社 bk1/楽天 ・サラ・スチュワート文/デイビッド・スモール絵『エリザベスは本の虫』アスラン書房 bk1/楽天 図書館さまにお願いした本が届く。わーい♪しをんちゃんのエッセイ本だ~い(*^^*)。 これでリクエスト本は、あと3冊を残すのみ。 * 本日の読み終わり * 大倉崇裕『三人目の幽霊』東京創元社 bk1/楽天 大手出版社に入社した間宮緑の配属先は「季刊落語」編集部。 上司・牧編集長は並外れた洞察力の主。 牧と緑が遭遇する事件はどんな結末を迎えるのか…。 一味も二味も違う、展開の読めないミステリ連作集。 maoさんの日記で感想を読んで以来、ずーーーーっと気になっていた本。 ようやく読めて、とっても嬉しい♪(あ、去年の8月23日の日記だった。一年近く経っちゃった^^;) 落語そのものを、事件や謎解きに織り込んで落とす、ど真ん中ストレートな落語ミステリ。 読み終わったら即、落語が聞きたくなってしまう。 「落語とミステリ」というと北村薫の「円紫師匠と私」シリーズがすぐさま思い浮かぶが、 円紫師匠の鋭い観察眼こそあれ、あまり「落語」という感じはしなかった。 だけどこの作品、探偵役は落語とまったく縁がない訳ではないが外部の人間(編集長)。 なのに卓越した観察眼と洞察力によって、クセ者ぞろいの落語家の 家同士のゴタゴタに、ケリをつけてしまうんだから大したモンだ。 (一筋縄ではいかない連中を相手にするからこそ、残る余韻に思わずにやり) 収録された5編中、私は「三人目の幽霊」と「患う時計」それに「三鶯荘奇談」が好み、 というか「上手いなあ」しみじみと感心させられた。 (「三鶯荘奇談」なんてもう、あの噺を下敷きにしたホラーですよホラー!ビックリ!!) 派手さはないものの、味があって、しっかり読ませる。まるで燻し銀みたいな上手さ。 ただ、助手役の緑ちゃんがイマイチ影が薄いのが残念。 彼女が大活躍する物語が読みたい~!!続編、熱烈に希望!! サラ・スチュワート文/デイビッド・スモール絵『エリザベスは本の虫』アスラン書房 bk1/楽天 エリザベスは、ものごころついたときから本のとりこ。 読んで、読んで、読みふけった本の数々…。 大人になって気づいたときには、家の中はどこもかしこも本だらけ。 ためらうことなく、エリザベスがとった行動とは? 本好きな人、必読の絵本…かも(苦笑)。 うひゃひゃ。本を読んで読んで読んで、ただひたすら読み続けるエリザベスの姿は まさしく本好きを通り越して、重度の活字中毒状態。 「本の虫」とはよく言ったものだ。 「インプットするばかりでアウトプットはしなかったんだろうか?」とか 「家庭教師だけで、ホントに生計を立てられたの?」とか 幾つか疑問に思った点があったけど、ま、所詮は絵本ですから(苦笑)。 家中本だらけ。さて、エリザベスはどうしたのか? これが知りたくて読んだんだけど。うーむ。思っていたより面白くなかった、かも。 っていうか、このエリザベス、実在した人物なんじゃなかろうか? 「読書は好き。だけど読み終わった本には執着しない」ところ!! 見習わなくてわと思いますですはい(汗)。 ダンナ曰く「他人が書いた本をひたすら読む人生。だけどそれは 本当に自分の人生を生きたことになるんだろうか。 もっとちゃんと自分の人生を生きろよ!と言ってやりたい」。 私曰く「いくら本が好きだからといって、私はここまでひどくないわよ!! 良かったわね~。私に感謝しなさい。えっへん」。 さあ、あなたの感想はいかに(笑)? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2004 02:36:04 PM
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