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カテゴリ:Essays
子供のことです。
大したことではないのですが、初めて「事件」らしいものが起こりました。先日日記にも書きましたが、ちょっと問題のある子との間にあったことでした。雨の日の昨日、当然傘をさして帰るわけですが、その状況で事は起こったようです。結果はといえばうちの子の傘をこわされてしまった、ということなのです。まぁ、私はこんな調子だし、子供も親に似たのか、わりと柔軟に物事を受け止めができるらしく。彼女自身は、その子がやったのはいつもの悪戯の粋と受け止めてたようでしたし、子供同士のいざこざ、という程度でのんびり構えてたのですが、周りの方々がいろいろご心配くださって。まずは学童の先生から事情説明があり、ノートにも。学校の先生にも一報いれるべきかとも思ったのですが、子供自身をみていて、やりすごしておいたほうがいいのかも、などと思ったりもしたので、あえて何もアクションをおこさずいました。しかし、周りからみるとやっぱりちょっと問題アリの一件だったのかもしれません。結局担任の先生からもしっかり連絡がありました。 でも、その先生がとてもよい対応をしてくださっていたのでとても嬉しく思いました。というのも、事情を知ってすぐに子供に対しいろいろ尋ねたりすることをせず、様子を見守ってくださっていたとのこと。ちょうどいいタイミングで、子供が学校に忘れ物をしてきたとのことだったので、学童からの帰りに学校に寄ったのです。その際に先生とお話することができて、先生のお考えも直に伺うことができました。子供を主体に考えて行動してくださっているお気遣いがよく分かり、さすがだな、と感心しました。先にお会いした後で、書いてくださった連絡帳を読んでみてなおさらよかった、と実感しました。 こんなことは序の口で、これから先いろ~んなことが起こると思いますが、教育していく者(先生や親)がどう対処していくかによって結果は随分と違ってくると思うのです。まだまだ今の年齢は、支えている環境に全てが左右されてしまう時期です。だから、ことさら気を配っていきたいと思います。その日、その時、その瞬間は二度と訪れることはありません。戻ってやり直すことはできないのです。自分自身による後悔だけであれば、やり直し、出直しということは可能ですが、成長期のその瞬間を取り戻すことは不可能なのです。そう思うと、人を育むというのは、一個の人格形成を担うという、ものすごく大変な事だと再認識させられます。襟を正して!?子育てに取り組んでいきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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