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カテゴリ:Essays
昨日実家に泊まったのだが、昨夜早く寝た子供は7時にはちゃんと起きてきた。私自身は家族と喋ってたりでそこそこ遅く休んだけれど、気持ちのいい日ということもあって彼女に合わせてスッキリ起床。顔を洗ったり、朝食を食べたり、身支度などゆったりと全て済ませても8時過ぎには行動開始できそうに余裕な朝だった。子供の自転車を持ってこなかったことを悔いながらも、「自転車でどこかへ行きたいなぁ」と。年老いたネコの相手やら、洗濯干してるバァちゃんにも一通りからんで遊んでもらった後、バァちゃんの自転車を借りて二人乗りにて出発。MTB借りようと思ったら、ジィちゃんがテニスするのに乗っていってしまった。。。残念!
いざ、私が通ってた小学校へ! 彼女を後ろに乗っけて、幼い頃毎日歩いた「通学路」をの~んびりと自転車で。この辺でゴムとびやったなぁ、とかシロツメクサ摘んで冠つくったりもしたなぁ、とか。踏み切りでは、「運転士さんが時々「通ってええよ」って通らせてくれたんよ」とか言いながら(その踏み切りは当時遮断機がなく、駅に近かったこともあって(単線)ときどき信号停車をする位置だった。踏切を跨がずに止まってくれる運転士さんだと、小学生の集団に「行きな」と手を振ってくれたものだった)。砂利道だったところも全部舗装されてたし。「でも、この坂は変わってないなぁ」とか思いながらどんどん進んでいく。 敷地内に入ると、まずは給食室があって、その奥に教室の建物などが並ぶ。当時はなかった体育館ではミニバスケの練習。コーチをしてたのは、中学時代に一つ後輩だった○○くんだ。「へぇ~、こんなことやってんねんな」なんて思いながら、頭を下げて挨拶。仕事の関係で春先にも会ってる人だったので(笑) 奥へ進むと、プールが。これは思いで深い! 私が小学校に上がる頃に新築されたプールで、確か1年生に間に合わず、2年生から入ったんだったと思う。その後、毎年夏のほとんどをそこで過ごさせてもらったところである。トイレや更衣室、シャワーや消毒槽など、当時のままだ。もう何十年にもなるのに、さほど古さを感じさせないものの一つだったように思う。 その先はグルリと校庭が広がる。イナカの学校だから、そこそこ広い校庭なんだろうな~、今子供が行ってるとことどうだろう?なんて比べながら。(子供が行ってる学校も、田んぼの真ん中に建てた学校なので結構広い校庭なのだ) 遊具も変わってない!!! これにはビックリ! もちろん、新しく加わってるものも多くあったけど、私が使ってたものが、まだそのまま! 「こういうものって何年で劣化して使えなくなるんだろう」とか「危なくないんかな」などと思いつつも、やってみずにはいられない。底なしの滑り台や、うんてい、タイヤ乗り、大木飛びなどなど。うんていは体重制限が絶対ある、と確信。子供の頃、何段とばし、とか言って毎日のようにやってたことが嘘のようで、一段進めるので精一杯。体重に比例してかかる重力がいかに増しているのかを実感・・・涙 ※注※うんていは子供がやるものです。。。 校庭をグルリと回って教室の建屋に戻ってくる。「懐かしいな~」窓ガラスに大きく「○年○組」と書いて貼ってある。私が通ってた頃は、クラスも各学年5~6クラス、教室も目一杯クラスに使われてたけど、今は「生活」とか「少人数」専用の教室もあるようだ。1階は4年生、2階は5年生、3階は6年生と使ってたが、今は逆のようだ。1階に6年生となっていた。 こうやって短い時間ながらも、数十年前の思い出に浸ることができた。私も、私の父も通った小学校ということもあって、「おジィちゃんもお母さんも行っとったんかぁ。おバァちゃんもいっとった?(当然違います。。。)」などなど、興奮気味に帰ってからも話してた。自分も学校へ行ってるものだから、「どっちが広いかなぁ」とか「うちの学校にもあればええのになぁ」なんてことも言ってたり。あったらいいのに遊具は、底なし滑り台と丸太飛びだそうな。 小学校は家から近いこともあって、たまにのぞきに行ったりもしてきたが、中学は卒業以来行ったことない(ハズ)。今度行ってみてもいいかな~なんて思ったりも。 一気に数十年のタイムスリップを体験したかのような、思い出とのふれあいの日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 18, 2005 10:56:22 PM
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