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カテゴリ:草哲学
人間の感覚全体から見て、目からの情報量は非常に大きなウエイトを占めていますね。
だから、人間は物を判断するときに、目からの情報を重用する場合が多々あります。 目からの情報を心のフィルター(今までに積み重ねてきた経験・知識)を通して、良し悪し、適不適、好き嫌い等を判断する。 この時、良い判断を下せる者は「心のフィルター」をも判断対象にし、下手な判断を下す者はそれに気付く事すらありません。 また、 今まで積み重ねてきた記憶と言う偏光ガラスを通して見る世界は、あなたの心の傾向を表す風景となって見えています。 あなたは最近、夕日を見たことはありますか?茜色の空は必ず見えているはずですよ。 もし、見ていないと答えた人の心の中には、夕日が存在していないので「見えていない」のです。 見てはいるのに見えていないのです。 「目」それだけでは見ることは出来ない。 「耳」それだけでは聞くことはできない。 物を見、聞くのは精神である。 (ディットマール・クラマー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2006 10:19:15 PM
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