舌切り雀みたいな日
むかしむかし、あるところに、心のやさしいサトヴァ爺さんと、意地悪なサマク婆さんがおりました。お爺さんは、家にやってくる雀たちを、それはそれは可愛がっておりましたが、お婆さんは雀が大嫌いでした。ある日お婆さんが糊を作っていたところ、ちょっと目をはなしたスキに、雀がその糊をなめてしまいました。ちゅんちゅん。これは美味しい糊だぞ。雀はとうとう全部なめつくしてしまいました。それを見たお婆さんは怒って、雀を捕まえて舌をちょん切ってしまいました。いかにエサに夢中になっているとはいえ、雀を素手で捕まえるとはお婆さんは敏捷極のステ振りだったのかもしれません。舌を切られた雀は泣きながら飛び去って行きました。その話を聞いたお爺さんはとっても悲しんで、姿をくらました雀を探してあやまろうと山に出かけて行きました。雀はお爺さんをたいそう喜んで迎え、いろんなごちそうを出してもてなしてくれました。楽しいけれど、そろそろ帰らなくてはお婆さんがまた怒るから、というお爺さんに雀たちはオミヤゲをくれました。「大きなツヅラと小さなツヅラ、お好きなほうをお持ち帰りください」「わしは見ての通り杖をついた老人じゃからなぁ」お爺さんは、302にもなる年寄りで、力も補正込で115しかないので小さいツヅラを選びました。その小さいツヅラを開けると、 なんと!中からはお宝がどっさり出て来ました。現金9万5千Gとゴールド4倍なみのお宝ですw。お爺さんが持ち帰ったお宝を見たお婆さんは、 「あたしゃ、あの性悪雀に糊を御馳走してやったんだからねっ! あたしだって、もらうもんはもらうよ」…と、勝手な理屈を作って、雀のお宿に出かけていきました。途中山賊に襲われたりもありましたが、強欲パワーでなぎ倒し、どうにか雀のお宿にたどりつきました。意地悪で欲の深いお婆さんは、当然、大きいツヅラを選びました。こういう時には力が出るらしく軽々と担いでお宿を出て行きました。家に帰るまで待ち切れなくて、お婆さんが大きいツヅラを開けてみると。。。中から、それはそれは恐ろしい化け物が現れて、お婆さんは倒されてしまいましたとさ。 めでたしめでたし♪ サマクのマジ箱スキル取得記念ドラマでした。^^)ノシ