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カテゴリ:エンタテイメント
『片腕ドラゴン』という香港映画を知っているだろうか? ブルース・リーと同じ時代に活躍した香港アクションスターだ。 子供のころの記憶では ジミー・ウォング(王羽)の方がインパクトが上だった。 (ある意味だけど) その凄いインパクトを残したのが、 この『片腕ドラゴン』という作品である。 何といってもアジア中から最強の格闘家が集結して 「世界一決定戦」みたいなのを開催するんだけど、 日本から空手の達人やムエタイやラマ僧?ムエタイとか イキ過ぎでへんてこな格好で子供心に「ウソつけー!」と思ったものだ。 この中の空手家が最強キャラで、 すごい髭面に確か試合でも袴や下駄を穿いていて 空手チョップで太い柱をドリフのギャグのように真っ二つにしてしまう恐ろしい男だ! 主人公のジミーがこの空手家にチョップで片腕を切り落とされるという残忍シーン?があって、 小学生だった僕は「す、凄い・・・」と思ったものだ。 (ある意味だけど・・・) 切られた片腕があきらかに人形の腕に見え、 片腕になってから修行して鋼鉄のように強くする苦行のときも 無くしたハズの片手が衣類から膨らんでるのが気になってしょうがなかった。 そんな凄い映画だった記憶がある。(ある意味だけど・・・) 主演のジミー・ウォングは、黒社会(ギャング)の人物で、 『A MAN COME FROM HONG KONG(邦題:スカイハイ)』という アメリカ映画に主演もしている。 この映画の主題歌が 後にミル・マスカラス入場テーマ曲として有名になった「スカイ・ハイ」。 ところで、 顔に似合わずなぜジミーという名が付いているかというと、 香港が中国返還前のイギリス領土時代の名残でミドルネームを付けるから。 だから香港スターは、ほとんどミドルネームがある。 ジャッキー・チェン(成龍)のジャッキーや、 ミッシェル・ヨーのミシェル、 ユン・ピョウにだってジムという名がある。 ジミー・ウォングの中国名は王羽でジミー王羽(ワン・ユー)となるが、 王をWANGと書くから日本ではウォングと発音してしまった。 香港をHONG KONG(ホングコング)と読まないのと同じ道理だ。 ちなみに、 ブルース・リーはサンフランシスコ生まれだからミドルネームがあり、 ジェット・リーは中国大陸生まれだが、 アメリカで活躍するために後からジェットと付けた名前。 最近、 これらの古き良き時代の香港カンフーDVDが売られているから 機会があったら観て見よう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 19, 2009 01:28:55 AM
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