果樹の庭栽培 2022年の成果
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。温暖化の影響か、落葉果樹がなかなか葉を落とさず、一昨年よりも2週間ほど遅れで、ようやく全ての果樹の剪定を終えました。下の写真はブドウのスチューベン。ブドウ(シャインマスカット、紅富士、スチューベン)は全て、いつも通りの短梢剪定で処理。2022年の出来は、シャインマスカットと紅富士は形も味もよく、満足いくものでしたが、スチューベンは2021年に続いて黒痘病にやられて、収穫ゼロ2023年は、萌芽前にトップジンM溶液を塗布するなどして、より防除を徹底したいと思います。新たにメンバーとなったのは紅伊豆。紅富士の美味しさに触発されて、買ってしまいました。2023年は成長に専念させます。お次はキウイ。2022年は人工授粉が上手くいき、実を沢山つけてくれた紅芯系の紅妃。9月に酷暑のため葉が落ちてしまったため、樹を守るために実を半分程度に減らしたのですが、採った実を追熟したところ意外にも甘いものでした。樹に残した実は、十分に育てる狙いで10月下旬まで待って収穫してみたところ、下の写真のように少し皺が出て、瑞々しさがなくなっていました。ネットの情報によると、収穫が遅れると、皺が出て芯が固くなるとのこと。食してみると、まさにその通りで、9月に食べたものよりも芯が堅かった うちの庭では、紅妃の収穫時期は9月下旬で決まりですな。続いてはイチジク。イチジクも酷暑のため葉が少し落ちてしまったため、1葉1果実となるように摘果して調整しました。ビオレソリエスは2021年は収穫数が10果弱だったのに対して、2022年は30果以上を記録 高温障害による落葉がなければ、もっと収穫できたはずなので、2023年はプランターの場所を変えて西日を避けるなどの対策をする予定ですドーフィンは一文字仕立てが綺麗に出来上がったので、2023年は夏果と秋果のダブル収穫を目指します対照的に、2022年が残念な結果に終わったのはポポーとネーブルオレンジとサクランボ。どれも落果して収穫ゼロでしたポポーは人工授粉が上手くいって、実が沢山なっていたので本当に残念。肥料の量などを考えて、2023年こそは収穫してみせるぞネーブルは剪定のコツが未だ掴めないので、毎年花の数が少ない 2023年はどうかなぁ。一層の勉強が必要ですな。サクランボは暖地桜桃は収穫できるのだけど、「さおり」は未だに収穫までたどり着けない やっぱり気温が高すぎるのかなぁ。暖かい地域でも落果しにくい品種をメインにして、「さおり」は授粉樹に格下げしようかなぁ。ということで、昨年末に暖地でも生りやすい「高砂」をメンバーに加えました。相互に受粉しあって、2023年は沢山結果してくれると良いんだけど。